キャンプの夜を彩る~キャンプツーリングのオススメランタン7選~

キャンプ・ツーリング
この記事は約15分で読めます。

キャンプに行くようになって、夜が暗いものなんだって当たり前のことだけれど改めて実感しました。それって自然なことなんだけど、きっとキャンプに行くようにならなかったら気づけなかった…

そして、灯りの大切さにも改めて気づくことが出来て…キャンプって、そういうことにも気づけて素敵だなって思うんです。

キャンプを彩る灯り選びしませんか?

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キャンプツーリングでのランタン選び

必要な数は?

キャンプツーリングに行くにあたり、ランタンは何個必要だと思いますか?

え?
1個でいいんじゃないの?
って、思いませんか?

私も、そんなに数は要らないかなぁ…
でもどうしようかなぁと思っていたんです。

私、ランタンとしては3つ持って行ってるんですよね。それぞれ用途が違うんだけど…

ソロキャンを考えている人は、最低2個はあった方が良いです。

フリーサイトでは特に、夜トイレに行ったときに自分のテントに戻ってくるの大変だったりします。

日中は周りの方のテントが見えたり、景色が見えるので自分の位置も確認しやすいけれど、夜になるとキャンプ場は真っ暗になっちゃいます。

しかもトイレって結構明るいので、明るいのに目が慣れた直後だと更に暗く感じて夜目が効きにくくなるんですよね。

大体の方角はわかっても、目印のない自宅(テント)に戻るのは至難の業!
実際ふもとっぱらキャンプ場で真夜中にトイレに行きたくなったんですが、ランタンを手に持ってテントから這い出して…持っていたランタンはテントのわきに置いて、灯りなしでトイレに行ったんです。

お陰で無事に自宅(テント)に戻ることが出来ました。
あのとき、ランタンを置いていこうと判断した自分に拍手喝采です。
あの灯りがないと、戻ってこれなかった…。

なので、夜に自分のテントから離れることを思うと、
テントのそばに1つ、移動のための灯りとして1つ、
最低2つはランタン(もしくはヘッドライト、懐中電灯など)があった方が良いですね。

明るさはどれくらい?

メインのランタンで全体を明るく照らし
サブのランタンで手元を照らすという使い方が良いですよ。

全体を明るく照らすのにはかなりの照度が必要となります。
今回紹介する中でメインとして使えるのはジェントスルーメナーDODの3つ。
それ以下の4つはメインランタンとして使うには少し明るさが足りないかなという感じです。

焚火をするのであれば、焚火の灯りもあるので多少照明が暗くても大丈夫だったり、どんなキャンプスタイルにするかによっても変わってくる部分はあるんですがオススメランタンを7つ載せているので、参考にしてみてくださいね。

重視するところは人ぞれぞれ

キャンプツーリングに持って行くランタンという前提なのでまずはコンパクトになること軽いことは大前提ではないかと思います。

ただキャンプ中の雰囲気を大事にする人にとっては重さよりもデザイン重視になるだろうし、例えば照度の低めのランタンをたくさん並べるのも素敵ですよね。

今回紹介するランタンのほとんどはLEDランタンですが、雰囲気を重視するのであればガスやオイルランタンという選択肢があります。

コールマンのルミエールランタンなんてすごく雰囲気がありますよね。
ゆるキャン△」でなでしこちゃんが惚れ込んで買ったあのガスランタンです。
マントル不要で専用のプラスチックケースもあって持ち運びに不安も少なそうなので、ガスを持って行く予定のある人で雰囲気づくりも大切にしたいんだという人にはオススメ。

ランタンひとつとっても、本当にたくさんのランタンがあって選ぶのは大変ですけれど、選ぶ楽しみもひとしお。

実際に手に取って買ってもキャンプで実際に使ってみるとなんだか想像していたのと違うな…なんてこともありますが、それも含めてギア選びって楽しいですよね♪

オススメランタン7選

ジェントス LEDランタン EX-136S

私が愛用しているメインランタンです。
キャンプツーリングを経験する前にバイクでのキャンプを想定して買いました。

重要視したポイント

  • LEDランタンであること
  • 乾電池式であること
  • 電球色であること
  • 明るさが十分にあること

当時の私はキャンプツーリングに行くのにLEDランタン以外考えられませんでした
LEDであれば明るさがかなり期待できるというのと、LEDランタンには虫が寄ってきにくいということを聞いたからです。

ただ、LEDライトのあの青白い灯りはキャンプの雰囲気とは合わないとも感じていました。
なので、電球色の灯りでLEDのものを探してたどり着いたのがこのランタンだったのです。

手元のスイッチで明るさがHighモード・Midモード・Ecoモード・キャンドルモードの4段階に変えられます

Highモードにするとかなり明るいです。
直視するにはちょっと眩しすぎるくらいです。
サイト全体を明るくするメインランタンとして使うには十分な明るさです。
新品の乾電池を入れた状態で9時間持つようです。

Midモードにしても多少暗くなったかなくらいで、結構な明るさを維持してくれます。
こちらは18時間もつみたいです。

続いてEcoモード。
HighモードやMidモードから比べるとかなり暗い感じがしますが、
私はいつもEcoモードで使用しています。
ランタンを直視しても眩しいことがなく、それでいてしっかりと周りを明るく照らしてくれるから。
連続使用時間が142時間と、キャンプ中に使えなくなる可能性が少ないのも理由のひとつ。

最後がキャンドルモード。
ろうそくの灯りのようにゆらぐんです。
私は別にオイルランタンを持って行くので使いませんが、結構ゆらぐ灯りには癒されますよ。
使用時間は60時間のようです。

仕様

  • 使用光源:高輝度チップタイプ暖色LED×10個
  • 明るさ(約):370ルーメン(Highモード)
  • 点灯時間(約): Highモード→9時間
    Midモード→18時間
    Ecoモード→142時間
    キャンドルモード→60時間
  • 使用電池:単3形アルカリ電池×6本
  • 保護等級:耐塵・1m防水仕様(IP67準拠)
  • 落下耐久:2m落下耐久
  • 本体サイズ(約):φ78×141.5mm
  • 本体重量(約):355g(電池含む)

ルーメナー

出典:https://www.phoneartist.jp/

充電器になるLEDランタン
ルーメナーのランタンはデザインが素敵。
ちっちゃな体で力持ち☆

灯りの色も昼光色・昼白色・電球色の3色切り替えが可能で明るさも4段階に切り替えることが出来ます。

出典:https://www.phoneartist.jp/

 

1番明るいモード4で1,300ルーメン、1番暗いモード1でも260ルーメンとかなり明るくなっています。
ちなみのフル充電の状態でモード4で7時間以上、モード1になると100時間以上の点灯が可能と、充電のことを心配する必要はなさそうですね。

なによりもすごいのが、ランタンとして使用しながら同時に携帯の充電が出来ちゃうこと!
ひとりで2役こなしちゃう優れものなんです!

メインのランタンとしてもサブのランタンとしても使えて言うことなし!
私も、次買うならこれかなぁなんて検討中です。

仕様

  • 明るさ:260~1,300ルーメン
  • 点灯時間:約8時間(High)~100時間(Low)
  • バッテリー容量:リチウムイオン電池 10,000ミリアンペア
  • 充電時間:5時間40分
  • サイズ:92×92×28mm
  • 重量:220g
  • カラー:ベージュ・レッド・ブラック・迷彩グレイ・迷彩グリーン
  • 付属品:専用ポーチ・マイクロ5ピンUSBケーブル・ハンガーリング2個
    カラビナ2個・防滴キャップ1個

DOD LEDソーラーポップアップランタン

出典:https://www.dod.camp/

ポップアップ式のランタンなので、小さくした状態で直径8.5センチ高さ6センチと結構コンパクトになります。

灯りの色が白色と暖色と切り替えが出来て、白色が1番明るく200ルーメン、
暖色が3つの切り替えが出来て、100ルーメン・20ルーメン・ゆらぎとあります。

出典:https://www.dod.camp/

このランタンのすごいのが、まずソーラー充電が出来ること!
充電し忘れてキャンプ場についてしまっても、日中放置していれば夜にはしっかり充電完了♪
USBから充電ももちろん出来るので、家での充電もカンタンお手軽ですね!

出典:https://www.dod.camp/

それから、シリコン製のポップアップ式ホヤを畳んだ状態で使えば、懐中電灯としての役割を果たしてくれます。
まさに、2WAYのお仕事をしてくれるスグレモノ☆
夜の移動の時に便利なんですよね。

出典:https://www.dod.camp/

最後にこれもとてもいいなと思っているのが、ホヤが蓄光ホヤになっているんです。
就寝前にテント内にぶら下げて、「じゃぁ寝るよ~」とランタンを消してもほんのり明るくてなんとなく安心。
それも、ほんのり明るいのが割と長い時間続いてくれるんですよ。
まだ目が暗さに慣れていないときにもう1度ランタンを付けたいと思っても、探すのに苦労せずにつけられるのがホントありがたいです。

仕様

  • 明るさ:ハイパワーモード→200lm(ルーメン)(白色LED)
    ノーマルモード→100lm(ルーメン)(暖色LED)
    常夜灯→20lm(ルーメン)(暖色LED)
    ゆらぎモード→可変(暖色LED)
  • 点灯時間:ハイパワーモード→10時間
    ノーマルモード→25時間
    常夜灯モード→80時間
    ゆらぎモード→40時間
  • 電源:単三乾電池(別売)
  • サイズ:(約)φ85×110mm
    収納時(約)φ85×60mm
  • 重量(付属品含む):161g
  • カラー:ライム・ブラック
  • 付属品:USB充電ケーブル

スノーピーク ほおずき

出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja

何度か私の記事を読んでくださっている方でお気づきの方もいるかもしれませんが…snowpeakファンです(笑)
残念ながら、あんまり持っていないのだけれど…

出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja

ほおずきは、欲しいなぁかわいいなぁと思ってまだ手を出していないランタン。
風が吹くとゆらいで、静かになると眠るランタンなんて、使ってみたいじゃないですか☆
風や音に反応して自然と一体化できるランタンなんて、素敵ですよね。
キャンプに彩りを加えてくれるランタンと言って良いのでは!?

出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja

こちらもシェードが蓄光式になっています。
真っ暗ななかほんのり灯りを残しているランタンの姿って、なんだか愛おしいんですよね。

ほおずきは充電式のランタンですが、ちゃんと充電池パックも別売りであるのがありがたいですよね。
いつまでも使い続けることが出来る安心感はsnowpeakならではだなと感じます。
ちなみに、普通の乾電池でも使えますよ♪

仕様

  • 明るさ:最大100ルーメン
  • 点灯時間:10時間
  • 電池:単3型アルカリ乾電池3本(別売りの充電池パックあり)
  • サイズ:φ107×87mm
  • 重量:165g

モンベル クラッシャブルランタン

出典:https://www.montbell.jp/

正確にいうと、ランタンというわけではないのですが…
懐中電灯でもヘッドランプでも、手持ちの灯りをランタンに変えてくれるスグレモノなのでご紹介☆
私も、ちょこちょこ使っています。

懐中電灯やヘッドランプをランタンとして使いたいときはシェードをかぶせて使い、本来の懐中電灯やヘッドランプとして使いたいときはシェードを外せばいいだけなので、ひとり2役をこなすように使えます。

新たにランタンを買い足す前に、とりあえず今持ってる光源で行ってみるかというときにも便利かも。
補助的な使い方が多くなってきましたが、まだまだ現役で働いてくれますよ♪

キャリーザサン ソーラーパフ

出典:https://www.carrythesun.jp/

完全ソーラー充電CARRY THE SUNは、折りたたむと携帯サイズくらいとかなり小さくなってくれます。
充電もお日様の下に置いておけば勝手に完了と、とっても楽ですよ♪
ただ、直射日光でないと充電がなかなかされないのがたまにキズ。

出典:https://www.carrythesun.jp/

最大100ルーメンという明るさはメインのランタンとしては厳しいですが、
サブのランタンとして数個用意してサイトをオシャレに演出するのには良いかも☆
結構何個も置くとかわいらしいし明るくなるし、素敵ですよ!
キャンプだけじゃなくてインテリアとしても使いたいですね。

仕様

  • 明るさ:強→100ルーメン
    中→20ルーメン
    弱→10ルーメン
  • 点灯時間:強→10時間
    中→42時間
    弱→72時間
  • 電源:リチウムポリマー電池
  • サイズ:110×110×110mm
    (収納時)110×210×12mm
  • 重量:86g
  • 充電時間:7-9時間(天候や季節によっては9時間以上かかる場合があります)

フュアーハンドランタン ジンク

完全にバイクでのキャンプには持ち運び的な意味で不向きです。
不向きなんだけれど、ハリケーンランタンってやっぱり雰囲気は最高なんです!

LEDで炎のゆらぎを再現しているランタンはたくさんあるけれど、やっぱり本物の炎のゆらぎに勝るものなし
ハリケーンランタンはかなり癒されます。
しかもその名の通り、結構な強風でも消えないんですよね。
さすがは伝統のあるランタンといったところ。

ただ、オイルを入れる部分がパッキンなんかは入っていないので、横にすると漏れてくると思います。
漏れそうだなと思ってオイルを少なめにして立てた状態でパッキングしています。

コスパを考えると、ランプ用のオイルではなく灯油を使うのが◎
ただ、灯油を使うとニオイがやっぱり灯油臭いニオイになってしまうのと、どうしてもホヤの内側が汚れてきちゃいます。
なので私は灯油は使わずランプ用のオイルを買っているんですが、
虫よけ効果のあるというムラエの防虫ハーブオイルを愛用しています。

実際の虫よけ効果はよくわからないですが、きっと虫よけしてくれてるんだなぁと思ってます(笑)

仕様

  • サイズ:φ150×260mm
  • 重量:約500g
  • タンク容量:340cc

まとめ

キャンプの長い夜を彩るランタン選びって意外に重要ですよね。
ただ明るくなればいいのであれば、明るさを重視して選べば良いのだけれど、
せっかく長い夜、まったりとした時間のお共になるランタンだからこだわりたいところ。

そのこだわりの部分は人それぞれでもあるので難しいといえば難しいのですが、キャンプツーリングでのランタン選び方について書いてみました♪

オススメランタン7選

  • ジェントス LEDランタン
  • ルーメナー
  • DOD LEDソーラーポップアップランタン
  • スノーピーク ほおずき
  • モンベル クラッシャブルランタン
  • キャリーザサン ソーラーパフ Medium
  • フュアーハンドランタン ジンク

素敵なランタンと出会って、更に素敵なキャンプライフが送れますように…

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