焚き火が大好きで焚き火するためにキャンプに行くといってもいいくらいの私にとっては、焚き火台は必要不可欠なキャンプギア。
とにかく焚き火がしたくって飛びついたユニフレームのファイアグリルは、キャンプを経験する前に初めて買った思い入れも強い焚き火台です。でも残念ながらバイクでのキャンプツーリングがメインの私にとっては、その後買ったモノラルのワイヤフレームがメインの焚き火台となってしまって家で留守番することが多かったのです。
バイクでのキャンプとなるとどうしても軽量かつコンパクトなものが優先されてしまうから…。
バイクではなく車でのキャンプの時に、改めてユニフレームのファイアグリルを使ってみました。
やっぱり最高!
出来ればユニフレームのファイアグリルをメインで使っていきたい!と改めて感じたので、ファイアグリルのレビューいっちゃいますよ♪
ユニフレームのファイアグリルが最強だと感じる理由
何も気にせずガンガン焚火出来る!
メインで使うモノラルのワイヤフレームは薪を置く部分がクロスで出来ているので、どうしてもクロスのことを考えると「おとなの焚き火」にしておかないといけません。もちろん、ゆっくりと焚き火を楽しむスタイルがお好みの方にはバッチリなんだけど…
正直私は、ガンガン火を燃やして楽しみたいのです。
なので、そういう意味ではどうしてもワイヤフレームでは不完全燃焼…もちろん、焚き火クロスをメッシュのものにするという選択肢はあるものの、焚き火クロスのあのフォルムに一目ぼれして買った焚き火台を替えるくらいなら、焚き火台に合わせた焚き火スタイルにする方が良いよね…と、おとなしく使っています。
クロスの寿命を考えなければガンガン焚火は出来るけれど、さすがに数回のキャンプで敗れてしまった経験がある身としては、おとなしくおとなの焚き火に徹したいわけです。
そういう意味では、ステンレスで出来ているユニフレームのファイアグリルは、どれだけガンガン焚き火しようと、焚き火が何時間続こうともびくともしません!安心して焚き火を楽しめる焚き火台なんです!
キャンプ場で売っている薪がそのまま使える
キャンプ場やホームセンターで販売している薪の多くが、30cmほどの長さです。ファイアグリルの炉のサイズは38cm×38cmと薪が炉の中に収まるサイズになっています。
キャンプ場で薪の長さを短くするとなるとかなり大変ですが、ファイアグリルはその必要がないので手元の薪をどんどんくべることが出来ます。思うままに焚き火が出来るのは、焚き火を満喫したい人にはかなりうれしい仕様ですよね♪
焚き火の後もラクチン
ロストルがついているので空気が入りやすくなっていて効率よく炭火を熾すことができたり、火も良く燃えたりします。おかげで小さくなるまで燃えてくれるので、燃えきって熱が冷めてしまえば炉ごと持って灰捨て場に持って行けば良いのでラクチンです。
リーズナブル
脚もしっかりした造りで安定していて倒れる心配もないし、炉もステンレス製でかなり丈夫な造りになっているのに、値段が7,500円(税抜)とかなりお手頃価格。オプション品もどれもがリーズナブルな価格設定というのは、ありがたいですね。
しかもこの価格で買えるのに耐久性もバツグン!多少熱で変形はしてくるものの、大きな故障とも縁遠いのもうれしいところです。
ファイアグリルをキャンプツーリングに連れて行かない理由
キャンツーのメインの焚火台はどうしても…
丈夫で、長持ちして、何も気にせずガンガン焚き火が出来ちゃうユニフレームのファイアグリルなんですが、残念ながら私のキャンプツーリングのメインの焚き火台からは降りてしまいました…。原因はその収納性の悪さと重さです。
炉の分解が出来るように設計されていないので、収納サイズが小さくなりません。収納しても38cm×38cmと大きく、重量も約2.7kgとどっしりとしています。
今はキャンツーのメインの焚き火台は残念ながらモノラルのワイヤフレームにその座を明け渡してしまっていますが…車でいくなら、スタメン復帰は間違いなし。
キャンプツーリングではどうしても軽量かつコンパクトの方が高得点になっちゃうんですよね…💦
サイズが大きくて収納に困る
ユニフレームのファイアグリルは、後で説明しますが組み立てがかなり楽です。それは、細かい部品に分かれない設計になっているから。
でも、逆に言えばコンパクトにはならないんです。炉は分解しようもなくそのままのサイズなので、結局収納しても炉のサイズ分は幅をきかせてしまいます。これが、コンパクトになることを重要視したいキャンプツーリングではネックになるところ。
ものすごく良い焚き火台なので、本当に残念です。
ファイアグリルsoloという選択肢もありますが、soloだと薪がそのまま使えないサイズになっちゃいますね…。炉からはみ出しても気にしないという方には、アリだと思います。Soloは重量も1kg切るので、21cm×21cmの収納サイズがカバンに入るのであれば、バイクでのキャンプツーリングでもスタメンとして使えるかもしれないですね。
専用ケースがトートバッグ
出典: https://www.uniflame.co.jp/product/683255
車で行くなら何の問題もないんですが…バイクを想定すると、トートバッグは少し不安です。もちろん、ネットで押さえてしまえば飛び出る心配はないとはいえ、出来れば口が閉じる仕様であってほしいですね。
重さがネック
丈夫でしっかりした造り、耐荷重も20kgまでOKとガッチリ体型なファイアグリルちゃんですが、その重量もしっかりしたものです。約2.7kgの重量は、軽量化したいキャンツーでは痛いところ…。車で行くのであれば、重さは全く気にしなくて良いのですが、バイクや徒歩や自転車のキャンパーにとっては、重量は結構大きな問題ですからね…。
車で行くキャンプで改めて使ってみた
BBQのち焚火というスタイルが可能
今まで積載の関係でキャンプでBBQをしたことがなかったんですが、車だし食材も残れば持って帰れば良いしと初めて挑戦してみました。炭を熾してBBQ、本当においしくて幸せ☆
そしてBBQが済めばそのまま薪をくべて焚き火timeに突入!
燃焼時間も気にせずにBBQも焚火も出来るのはやっぱり本当にうれしい限りでした。こんなに制限がないって幸せなことなんだわと改めてファイアグリルに感謝です。
やっぱり丈夫だ!なんの心配もない!
焚き火に移ってから、燃えてきた薪をトングでガンガンと叩いて小さくするのも、ファイアグリルなら何の気も遣わずに可能でした。いつもの焚き火台ならクロスのダメージが気になるので出来ないところです。
多少雑に扱っても問題なしです!
いえ!大事なギアだから大切に扱っていますけど!
どんどん薪をくべて大きな炎にしちゃいました♪
長時間の焚き火にも安心
日が落ちてしまうと焼け具合がわからなくなるから早めにBBQを開始して、そのまま引き続いてしっかりと焚き火timeを設けました。今回はキャンプ地が1,285mと高地だったことと10月初旬だったこともあり、気温もどんどん下がっていきました。ダウンを着てひざ掛けをしても寒かったので、ガンガンと気にせず長時間の焚き火が出来るファイアグリルを持って行ったのは大正解でした。
焚き火は本当にあったかいです。そして炎を見ていると本当に癒される…思う存分焚き火を楽しむことが出来た夜でした。
ファイアグリルの組み立て方
炉が分解されずにそのまま収納となるので、ファイアグリルの組み立て方はとても簡単です。
脚を開く
4本の足が1つに束ねてあるような形状になっているので、これを1本ずつ開いていきます。
矢印が書いてあるので、矢印の方向に開きます。同じような感覚でほかの3本も開いていきます。
4本開くとこのような状態になります。
ツメを開く
上部にそれぞれツメがあるので、それも開きます。
炉をのせる
出典: https://www.uniflame.co.jp/product/683040
最後に炉を載せて完成です。あっという間に焚き火台が出来ちゃいます。
仕様
- 使用時サイズ:約43×43×33(網高)cm
収納時サイズ:約38×38×7cm - 材質:炉・ロストル→ステンレス鋼
スタンド・焼網→鉄・クロームメッキ - 重量:約2.7kg
- 分散耐荷重:約20kg
やっぱり、ユニフレームのファイアグリルは最強だ
今回改めてユニフレームのファイアグリルを使ってみて、やっぱり使いやすくて丈夫な焚火台だなと感じました。なにより、お手軽価格で買えてなが~く使えるのが良いですね!大事に使えば10年以上使えそうです。もちろん長く使えば使うほど、ロストルは熱で変形していきます。そのままでも十分使えますが、気になるようでしたらオプション品として購入することも可能ですよ!
ユニフレームのファイアグリルが最強だと感じる理由
- 何も気にせずガンガン焚火出来ちゃう
- キャンプ場で売っている薪がそのまま使える
- 焚き火の後もラクチン
- リーズナブル
ファイアグリルをキャンプツーリングに連れて行かない理由
- サイズが大きくて収納に困る
- 専用ケースがトートバッグ
- 重さがネック
車で行くキャンプで改めて使ってみたら…
- BBQのち焚火というスタイルが可能
- やっぱり丈夫だ!なんの心配もない!
- 長時間の焚き火にも安心
せっかく買うなら、愛着を持って長く一緒にキャンプを楽しめるギアを手に入れたいですね♪