苦い思い出にしないために!キャンプツーリングでのキャンプ場の選び方

キャンプ・ツーリング
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バイクで行くキャンプが基本の私は、大前提としてテントサイトにバイクを置けることをキャンプ場選びの基本としています。やっぱりバイクと一緒に過ごすことが出来るのがキャンプツーリングの醍醐味ではないかと感じているからです。

ただ、駐車場までの距離が短いキャンプサイトも候補から外してしまうのはなんだかもったいない気がして最近は視野に入れるようにしています。

何度かキャンツーを重ねてみて、サイト選びの基準も少しずつ変わってきています。今回は個人的な視点ではありますが、キャンプ場の選び方をお伝えしますね♪

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キャンプツーリングのキャンプ場選び

キャンプ場までの距離

ロングツーリングにおいてどれくらいの距離を走ることが出来るのかということや自分のペースを知ることとても大切です。

私はソロの場合2時間に1回くらいの休憩で問題なく進みます。休憩もお手洗いを済ませればそのまますぐ出発しても全然問題なし。お昼ご飯もおなかがすいていれば適当にコンビニでパクっと食べてでちゃう感じです。

休憩込みで、走行距離はどれくらいになるのか連続走行時間はどれくらいまで大丈夫なのか?出発時間は早めでも問題ないのか?

進める距離はかなり個人差があるので、普段から自分がどれくらい走れるのかを知っておくのは大切です。大体の目安があれば、目的地の範囲も決めやすいと思います。

高速道路を使えるのであればかなり距離は稼げますが、一般道だけでキャンプをメインで考えたい場合は、100~200キロくらいの範囲で考えるのが無理なく走行出来て安全で快適に過ごせるのではないでしょうか。


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サイトの状態

オートキャンプ場

車の乗り入れ可能なキャンプ場のことをオートキャンプ場といいます。

私はバイクを横付けしたいと思っているので、ほとんどがオートキャンプ場からキャンプ場選びをします。でも、乗り入れ可能か不可能かだけでキャンプ場選びをするのは、もったいない気もします。

車の乗り入れは出来なくてもすぐそばに駐車場が用意されている素敵なキャンプ場はたくさんあるからです。ですので、オートキャンプ場以外でも気になるキャンプ場があれば調べてみることをオススメします。

やっぱり、下調べが大切ですもんね。

フリーサイト

サイトの区分けがなく、隣との境目がない自由に設営の出来るサイトです。

フリーサイトと指定してある場所の中で、自分の好きな場所に好きなように設営出来るのが魅力です。また、区画分けさされていないので開放的に過ごせます。

でも混雑する時期は隣のサイトとの区画分けがない分、住み分けの難しいところもあります。抜群のロケーションに設営出来たと思っても、後から来た方のテントが邪魔で景色が楽しめなかった…なんてことも、もちろんあります。

そしてやっぱり先着順なので、人気スポットや景観の良い場所、便利な場所からうまっていくことになります。思った場所に設営するには、出発は早めに設定しておいた方が良いかもしれませんよ。

区画サイト

あらかじめ場所が区分けされているサイトです。場所まで予約時に指定できるところもあれば、予約時には指定できないところもありますが、着いてから管理されている方とお話すれば、結構融通を利かせてくれるキャンプ場の方が多いように思います。ただ、もちろん人としての良識の範囲内で…ですが。

区画サイトの良いところは、混雑時でも決められた範囲内は自由に使えるということ。隣の区画と段差がつけてあったり、植栽されていて隣のサイトを気にしなくても良いようなところもあります。地面にロープがあるだけの場所もあります。区分けの仕方はそれぞれですし、サイトの大きさも縦横バラバラのところが多いです。

あらかじめ、どれくらいの広さで縦横はどれくらいになるのか、調べておく方が良いですね。特にテントだけでなくタープも設営したいと考えている人には、ある程度の広さは必要になってきますので…。


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キャンプサイトの料金

キャンプ場によって、料金設定はマチマチです。おおむね

キャンプ場使用料+設営するテント・タープの設営料+入場料(人数分)+駐車料金

キャンプ場の使用料金の中に設営料と駐車料金が含まれていたり、入場料だけの設定のキャンプ場もあります。

バイクでのソロキャンプの場合、区画サイトでは広すぎる場合もあります。キャンプ場によってはバイクソロキャンプ用のサイトを用意している場合もあります。その場合は料金もかなりリーズナブルな設定料金になっていることも多いので、調べてみると良いですよ。

最近はファミキャンで高規格なキャンプ場も多くなってきているので、区画サイトは広くて高めであることが多いです。

無料で使えるキャンプ場もあります。管理人さんが常駐しているところもあれば、事前に予約だけして特に当日誰もチェックする人も居ないような場所もあるようです。

私はだいたい1人1,000~3,000円の範囲までで泊まれるところで探します。無料のキャンプ場は今のところ利用したことはないです。家の近所にもありますが結構利用されている方は多いですよ。

キャンプ場の地面の状態

地面の様子

地面の種類

  • 芝(もしくは草)
  • 砂利

大きく分けて3つです。地面が砂地のキャンプ場はバイクで行くのはあまりオススメ出来ないです。バイクで行くのであれば芝もしくは砂利のキャンプ場から選ぶのが無難です。

キャンプ場の公式サイトで地面が芝と書いてあっても、ではなくであることもあります。芝でも草でも何か生えていることには違いないですが…。

芝は手入れが必要な植物なので、短く刈り込まれていることがほとんどです。朝歩いても足元が濡れることはほとんどありません。

草の場合はあまりに長く伸びたものは刈られているとは思いますが、草丈は芝よりも長くなります。その分夜露を浴びた草の中を歩くと足元は濡れることにはなります。気になるようであれば避けた方が良いかもしれません。

私は基本キャンプ場に着くとクロックスなので、朝お手洗いに行くたびに足元はしっかり濡れてしまいます(笑)靴下を脱いで過ごせばふくだけで良いし、クロックスやサンダルで過ごさずきちんと靴で過ごせば濡れることも気にならないと思います。リラックス出来るかという点では難しいですが。

草地のキャンプサイトは、ぬかるみがあることも多いです。思わぬところでタイヤを滑らせてしまったり、サイドスタンドがめり込んでしまってバイクが倒れたりする事態が発生することもあるので注意が必要です。

砂利の場合は凸凹があったとしても見えるので回避しやすいですね。ただ、ペグうちするのに固い砂利の場合は苦労するかもしれません。

傾斜の状態

傾斜がほとんどないサイトもありますが、多くのキャンプ場は若干の傾斜があるところがほとんどです。傾斜が緩やかであればそう問題はないですが、地面の状態と傾斜とでバイクでキャンプをするには難しいキャンプ場もあります。

公式サイトできちんと名言されているキャンプ場もあるんですが、掲載されている写真ではわからないことが多いです。口コミをチェックしておいた方が良いかもしれません。

傾斜地での設営の基本

  • 高い側を頭に、低い側を足元になるように設営する

ゴミの処理方法

  1. 持ち帰りが基本
  2. 処分費を払って引き取ってくれる
  3. 無料で引き取ってくれる

キャンプ場でゴミを引き取ってくれる場合、ほとんどは分別が指定されたりゴミ袋が指定されたりしています。必ずキャンプ場のルールを守るようにしてください。

以前有名なキャンプ場に行ったときになぜか少しだけゴミの仕分けのお手伝いをしたことがあります。可燃ごみの中に空になった燃料缶が入っていたり、分別のルールが守られていないことが多くありました。キャンプ場を気持ちよく使うにはキャンプ場のスタッフの方の努力もありますが、利用する側で出来ることも多いです。ルールを守って次来るときも楽しめるように、心遣いをしたいですね。

キャンプ場までの路面の状態

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結構落とし穴なのがキャンプ場までの路面の状態です。キャンプ場のすぐそばまではアスファルトの道路を走れても、そこからわき道に入ってキャンプ場の中に入るまでが悪路…というパターンもあります。

以前利用したキャンプ場で、「1キロほど砂利の林道を走ります」と公式サイトに明記してあるキャンプ場がありました。1キロとはいえ砂利道は砂利道だから不安で、問い合わせたんです。

ハーレーやレーサーレプリカで上がってこられているので大丈夫かと思いますが未舗装でボコボコな山道です。

ハーレーがいけるのなら大丈夫かな?と思って行きましたが、想像以上に勾配がきつく凸凹も凄くて、行きに1回転倒しました。帰りは下りになるのでもっときつくて、2度転倒…。行き交うことが出来ない細い林道だったので、上がってこられる方がいらっしゃらなかったので降りられましたが、もし対向車が来ていたらどうしようもできなかったと思います。

グーグルマップで見られるのは公道のみで、その先の道まで事前に調べるのは難しいかもしれないですが、バイクで行くとなると下調べは本当に大切です。大事な相棒にもご自身にも無理をさせることなくキャンプを楽しめるように、事前の下調べは念入りにすることを心からオススメします。

キャンプに行くなら買っておきたいサイドスタンドプレート

キャンプサイトの路面の状態は、実際に行ってみないとわからないものです。草地のサイトの場合は、ぬかるみがあったりすることも多いです。サイドスタンドを立てていても、重さで沈んでいってバイクが倒れる…なんて事態も起こり得ます。

サイドスタンドの沈み込みを回避するのに、サイドスタンドプレートを持って行くことをオススメします。

Kawasaki乗りさんにはこのグリーンの付いたプレートをオススメします♪
足元もkawasakiでまとめちゃうのはどうですか?

携帯に便利でジェラルミンで出来ているのでサイドスタンドを立てていてもプレートが曲がる心配なし。カラビナを付けてカバンにぶら下げて持ち運ぶことが出来るようになっているのも便利です。

デイトナ好きさんにはデイトナ製品をオススメします!外し忘れ防止のひもとフックが付属しているので便利です。

プレートを持ち歩くのが面倒だという方にオススメ☆ほとんどのメーカーに適合するようです。

遊び心が欲しい方に☆

まとめ

車で行くキャンプとは違って、気になるところや気を付けたいところがまた別にあるのがバイクでのキャンプ。下調べをきちんとしていれば、ツーリングも楽しめてキャンプも楽しめる最高の遊びです。

チェックしたいポイント

  • キャンプ場までの距離
  • サイトの状態
  • キャンプサイトの料金
  • キャンプ場の地面の状態
  • ゴミの処理方法
  • キャンプ場までの路面の状態

あわせて準備しておきたいのがサイドスタンドプレートです。万全の準備をして、充実したキャンプツーリングを楽しんでください☆

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