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私以前は登山をしていました。
「テントを担いで山に登ってテント伯出来るようになりたい!」と意を決して買ったのが、アライテントのエアライズ1です。
その後山に登らなくなってしまって、テン泊の経験を積まないままエアライズは押し入れの奥底に…💦
デュオキャンプに慣れてきたころ、「ソロもやってみたいなぁ」という私の背中を押したのは、押し入れで何年も眠っていたエアライズでした。
軽くて扱いやすいエアライズ、山のテン場では周りエアライズばっかりなんてこともあるらしいです。
でも平地でのキャンプでは逆に、使っている人を見たことがない!
バイクや自転車でのキャンプツーリングや徒歩キャンパーさんには断然オススメ☆
今回はへなちょこバイク女子が愛用する、アライテント エアライズについてご紹介します♪
エアライズのすばらしい点
設営が簡単・早い
エアライズは山岳テントなので、悪天候でもスピーディに設営が出来るように作られています。
設営はびっくりするくらいカンタンです。
正直私はエアライズが最初に買ったテントですし、デュオキャンプで使っているsnowpeakのアメニティドームも結構カンタンに設営できるテントなので、設営が大変なテントというものを扱ったことがありません。
キャンプ先でファミリーキャンプのお父さんがものすごく苦心しながら設営しているのを見て、「テントの設営ってすごい大変そうだなぁ…」と思うくらいなので…💦
だから実体験で比較することは出来ないけれど、見ている限りエアライズの設営のカンタンさは抜きんでていると思います。
以前に激混みの4連休に訪れたキャンプ場で、私のテントを見たカップルが「何?あのテント!設営めっちゃ楽そう!」と話していました。
見ただけでわかるカンタンさ(笑)
ホント、スピーディに設営できるようにって大切ですよね♪
軽い
エアライズは山岳テントなので、ザックで背負って運ぶことを前提に作られています。
とにかくコンパクトだし軽量!
本体・フレーム・フライシートを片手で全部持っても負担に感じることがないくらいです。
それぞれが専用のスタッフバッグに収納するので、まとめて積載しなくても良いものいいところ☆
空いているスペースやスキマに詰め込んでしまえるんです。
ある程度テントの設営が済んでからでもテントを持って移動するのもカンタンです。
私はソロの場合は基本的には小川張りみたいなスタイルで設営しますが、最初からタープ下で設営すると動きづらいので天候が良ければタープの外で設営します。
ペグ打ちの手前まで外で組み立ててしまってからタープ下に入れて、微調整をしながら場所を確定します。
これも軽いからこそ出来ることですよね。
結露にも強い
テントの結露は冬のイメージですが、春先や秋口にも結露は起こります。
キャンプ地の標高が高い場合は夜の冷え込みはきつくなります。
テントの結露はテント内と屋外の気温差によって発生しますので、春先や秋口の冷え込んだ夜~朝にかけてはどうしても結露が発生しやすくなります。
シングルウォールのテントだとどうしても結露でテント内が濡れてしまうことも多いです。
エアライズはダブルウォールのテントなので、その点心配ありません。
もちろん設営の仕方にもよりますが💦
エアライズの残念な点
前室が申し訳程度にしかない
エアライズには、悪天候の山のテント場でどうやって調理を行っているのか?と心配になるくらい、申し訳程度の前室しかありません。
いや、あれは前室といえるのか?という感じです(笑)
平地でのキャンプを設定して作られたテントと比べたら、むしろエアライズには前室はありませんと言ってもいいくらいです。
正直私は前室が欲しくてタープを買いました(笑)
平地でのキャンプで利用するには空気の循環が悪い
エアライズは山岳テントなので、高地での設営を想定して作られています。
テントでの宿泊が必要な山となるとだいたい標高1,500~2,000m以上になります。
標高が100m上がると気温は0.6℃下がると言われているので、単純に1,500mの山の最低気温は海抜0mの場所と10℃近く違ってくることになります。
例えば8月に北アルプス表銀座の燕岳にある燕山荘でテント泊をした場合、最低気温は6~8℃くらいになります。
その状況下で平地でのキャンプを想定したテントのように風通しの良いつくりにしたら、きっと寒くて体調を崩してしまいます。
基本的にはテントの中の風通しは非常に悪いと思ったほうが良いです。
真夏苦痛な場合はオプションで販売されているカヤライズを購入するのがオススメです。
でも正直なところ、ソロキャンプでテント内にいる時間って夜眠る時間と着替える時間くらいではないかと思うので、あえて買わなくても良いかなとは思っています。
エアライズについて
アライテントのエアライズは1~4までサイズ展開しています。
数字が人数を表していて、エアライズ1なら1人用(最大2人)、4なら4人用(最大5人)です。
私が持っているのはエアライズ1です。
テントを担いで登山をするのに体力に自信がなかったので1にしたのですが、もし今ソロツーリング用に買うとしたら、間違いなく2を選びます。
1と2で重さの違いは200gほどですが、横幅が30cmほど広がるのです。
金額的にも5,000円ほどしか違わないですし、1よりも断然2がオススメ!
他のソロキャンプをされている方がどんなだか知らないのですが、私は基本的には物はなるべくテント内に収納します。
バイクに積載したままにしておくと雨が心配ですし、万が一シートバックやサイドパニアが盗まれてしまったら帰れなくなってしまいます。
日中起きている時間はイスもテーブルも出しっぱなしにしていますが、夜は焚火台以外はテント内に収納しておやすみします。
幅100cmのエアライズ1…かなり狭いです(笑)
購入するとき悩んで悩んで決めたのですが、こうなるとわかっていれば絶対にエアライズ2を選んだのに…!
本当にこの点だけは今でもず~っと後悔しています💦
エアライズ1のスペック
- 重量…1,360g
- 設営時のサイズ…間口100cm×奥行205cm×高さ100cm
- 収納時のサイズ…本体29cm×14cm、フレーム38cm
- カラー…オレンジ‣フォレストグリーン
- 価格…39,000円+消費税
エアライズ2のスペック
- 重量…1,550g
- 設営時のサイズ…間口130cm×奥行210cm×高さ105cm
- 収納時のサイズ…本体30cm×15cm、フレーム38cm
- カラー…オレンジ‣フォレストグリーン
- 価格…44,000円+消費税
オプション
- エアライズ用外張
冬季の保温‣耐風性能アップのためのウインターカバー
カラーはイエロー - エアライズDXフライ
前室を確保するためのフライシート - カイヤライズ
本体と交換して使用するメッシュインナー - アンダーシート
それ以外にも紛失したときや破損したときように、細かな部品も販売しています。
アンダーシートについて
エアライズはグランドシート一体型のテントです。
結構底面はしっかりした生地ですが、やっぱりアンダーシートがあったほうが良いと思います。
テントの汚れ防止にもなりますし、地熱を少しでも防いでくれます。
アンダーシートはとても薄いので、下に敷いているからと言って寝心地が良くなるわけではありませんが、テントの底面って一晩で結構濡れるのであったほうが心配ないですね。
薄いとはいえ1枚下にあるだけで、テントの痛み軽減にもなりますし。
設営方法
1.本体を広げる
アンダーシートがあれば、先にアンダーシートを広げてその上にテント本体を広げます。
オプション品を買えばサイズがピッタリだからうれしいですよね。
2.フレームを組み立てる
組み立てるといっても、フレーム1本1本はショックコードでつながっているのでただ繋げていくだけです。
フレームは2本ありますが、2本組み立てても1~2分で済みます。
3.フレームスリーブにフレームを通す
エアライズのフレームスリーブの入り口は、片方にしかありません。
フレームをスリーブに通して奥まで入れるだけで完了です。
注意したいのは、フレームは必ず押しながら入れるということ。
引っ張って入れるとショックコードが伸びて連結させたフレームが外れてしまって設営出来ません。
4.フレームの先端をアイレットに差し込む
フレームをフレーム受けのアイレット(2つある穴)に差し込みます。
アイレットは2つありますが、どちらに差し込んでもOKです。
2本のフレームをそれぞれアイレットに差し込めば、テントが立ち上がります。
これで8割方完成したといってもいい状態です。
5.フライシートをかぶせる
フライシートを広げてテント本体にかぶせます。
本体の入り口側に、フライシートの前室のファスナーが来るようにすればOKです。
フライシートはテント本体の後ろ側の左右はバックルで固定します。
入口側はアイレットに差し込んだフレームの先端にひっかけておくだけでOK☆
6.ペグで固定する(13か所)
フライシートのガイラインホールからテント本体に付属しているガイラインを引き出します。
4本のガイラインとテントの四隅を附属のペグで固定します。
テントの側面中央と後ろ中央のテンションコードは、やや張り気味にして本体とフライシートの間にスキマが出来るようにして固定します。
13か所ペグを打ち終われば完成です。
まとめ
アライテントのエアライズシリーズは山岳テントなので、登山を趣味とされる方にはもちろん平地のキャンプを趣味とされる方にもオススメしたいテントです。
もちろん山岳テントだから足りない点もあるし不満点もあるかもしれない…でも、山岳テントだからこその軽さとコンパクト性です。
これは徒歩キャンパー・自転車キャンパー・バイクキャンパーには大きなメリット☆
テントを新調しようか悩んでいるソロキャンパーさん、これからソロキャンプを始めてみたいと考えている方には是非候補のひとつに入れて欲しいテントです。
素敵なギアとの出会いがさらにキャンプライフを充実したものにしてくれますよ☆
エアライズのすばらしい点
- 設営が簡単‣早い
- 軽い
- 結露にも強い
エアライズの残念な点
- 前室が申し訳程度にしかない
- 平地でのキャンプで利用するには空気の循環が悪い
オプション
- エアライズ用外張
- エアライズDXフライ
- カイヤライズ
- アンダーシート
設営方法
- 本体を広げる
- フレームを組み立てる
- フレームスリーブにフレームを通す
- フレームの先端をアイレットに差し込む
- フライシートをかぶせる
- ペグで固定する
素敵なキャンプライフを…(๑´▽`๑)♡