大きな荷物を抱えて歩いている人って、見ていてもすごく大変そうですよね。
階段をのぼるのも降りるのも一苦労。
荷物が少ない人は身軽に動けるのでフットワークも軽く感じます。
階段もひょいひょいっと登っちゃいます。
人生も、同じことが言えます。
大きな荷物=執着や思い込みをたくさん持っていると動きづらいし
チャンスが来たときにパッと反応できなくなっちゃう。
執着や思い込みを手放すことが出来たら、幸せな人生を歩くチャンスが広がりますよ。
「執着を捨てる」ということ
執着している自分に気付く

執着を捨てると言っても、自分が何かに執着しているなんて自覚している人は少ないと思います。
自覚がないから執着を手放せないんですよね。
でも誰しもなにかしら執着があったりします。
例えば付き合っている彼氏だったり、結婚したい!と思う心だったり、お金のことだったり…。
強くこだわっている部分だとか、「こうあらねば」と思っていること、「こうなりたい」ということもそうですね。
執着している自分を認めてあげたうえで、あえて客観的に自分のことを観察してみると人生良いことが起きますよ。
執着は重い荷物

自分で気が付かないうちに抱えてしまった心の荷物が、執着や思い込みです。
両手いっぱいに抱え込んでいたら、身動きがとりづらくなってしまいます。
抱えている荷物が増えれば増えるほど、チャンスをつかみにくくなります。
チャンスの神様には前髪しかないと言います。
前髪しかないから前から走ってきたときにパッとつかまないと、通り過ぎちゃうとつかめないというわけです。
パッとチャンスに飛び込めるようにいつでも身軽にしておくのが良いですよね。
幸せになるには思考もシンプルにするのがイチバンです。
身軽になったら見えてくる

今までの自分のこだわりを手放したら、視野が広がります。
視界がクリアになって、いろんなことが見えるようになるんです。
そう、見えづらくしていたのも自分自身だったんだって気づくことができるはずです。
気付いたら、人生が変わり始めた一歩を踏み出せたのと同じです。
執着や思い込み、こだわりといったものを手放した時に不思議なくらい、今まで欲しかったのに手に入らなかった未来が
手の中に滑り込んできますよ。
不安な気持ちが手放すことを躊躇させる
「こうあらねば」が苦しめる

人は生きていくうちにあるべき姿というものを決めていきます。
先輩はこうあるべき
後輩はこうあるべき
自分はこうあるべき
こうあるべきという姿を無意識に決めてしまうと、枠から外れている人が許せなくなります。
自分で決めた枠組みに自分ががんじがらめになってしまって、壊せなくなってしまうんですよね。
この人はこういう人なんだな…
こういう生き方もあるんだな…と、受け入れることが出来れば人間の幅も広がります。
他人のことだけじゃなく、自分自身に対しても言えることです。
自分を律するのは大切なことですが、自分を殺してまで自分の理想に生きるのは苦しいものです。
どこかで自分の居場所探しをしなければいけなくなってしまいます。
自由奔放になる必要はないですが、ある程度ゆとりをもって考えたり過ごしたり出来ると良いですよね。
人生に余白って結構大切なんですよ。
必死になるほどすり抜ける

こうしなきゃと思えば思うほど、結果がついてきづらいんですよね。
必死になればなるほど、手からこぼれ落ちてしまうものです。
大好きで大好きで仕方がない彼を必死でつなぎとめておこうとすればするほど、相手をしてくれなくなっていったり心が離れて行ったり…。
必死にならなくても、大丈夫。
力を抜いて大丈夫。
力を抜いたって、あなたの大切な人はどこかに行ったりしないはずです。
もっと信じてもいいと思いますよ、自分のことも周りの人のことも。
信じられると良い意味で力が抜けて、意外といろいろうまくいくものですよ。
不安な気持ちの原因を考える

必死になるのは不安になるからですよね。
なにがそんなに不安なのか、考えてみてはどうですか?
例えば、彼を失うのが怖い…不安だという場合、きっと不安に思う心が彼に伝わってしまって彼が疲れちゃうんだと思います。
人のことも自分のことも、もっともっと信じてあげて大丈夫!
信じてもらっているんだって相手に伝われば、相手の人の自信にもつながりますしね。
良い循環が始まりますよ。
心の整理整頓をする
心の荷物を整理してみる

おうちも気持ちも整理整頓が大切です。
片付いて整ったお部屋が居心地が良くて気持ちがいいのと一緒で、心の整った状態でいることが自分にとっても周りにいる人たちにとっても居心地がいいもの。
自分がなにに執着しているのか、何にこだわっているのかということも、ちょっと整理してみると良いですね。
整理してみると意外なところで問題を発見できるかもしれません。
実際整理をしてみると、執着している原因に気づけたり今まで気づいていなかった問題を発見したりします。
そして心の荷物の整理をしていくと気持ちがスッキリしてきて
なんとなく不安に思っていた気持ちもどこか旅立っていってくれますよ。
望んでいた本当の幸せ

自分のこだわり、執着、思い込み…心の荷物を手放して、改めて自分自身の望む本当の幸せはなんなのかを考えてみてください。
目の前のことに一生懸命になりすぎるあまり見えなくなってしまっていたことに、気がつけるかもしれません。
本当に大切なものが何か、思い出せるかもしれません。
こだわっていたことが、実は重要なことじゃなかったなんてこともあったりするかもです。
心の整理整頓をしながら自分自身の幸せについて、改めて考えてみてもよいかもしれませんよ。
身軽になって生きて行く

イチバン大切なのは自分が幸せに生きていけることです。
シンプルに物事を考えられると良いですよ。
シンプルに考えると、出てくる答えもシンプルになります。
色々難しく考えるから、物事は難しくなっちゃうんです。
シンプルに考えようと思うと、心を整理整頓して身軽にならないと難しいですね。
心の荷物を整理して、執着を手放して身軽になって生きて行くことが大切。
シンプルに、幸せに。
まとめ
執着を手放すなんて言われても、難しいと思ったと思います。
でも客観的に見ることが出来れば、意外に難しいことではないんですよ。
- 毎日を幸せに生きる為に執着を捨てる
- 執着している自分に気付く
- 心の荷物(執着)を開放する
- 身軽になったら見えてくるものがある
- 不安な気持ちが手放すことを躊躇させる
- 思い込みが自分と周りを苦しめる
- 必死になるほどすり抜けていってしまう
- 不安な気持ちの原因を考える
- 心の整理整頓をする
- 望んでいた本当の幸せが何かを考える
心の軽さ、感じてくださいね。