食べる所作で品がある女性に変身!意外と知らない食事のマナーとお箸のタブー16選

しあわせな人生
この記事は約9分で読めます。

お昼休みに公園まで歩いて行ってお弁当を広げて食べるのが好きです。
オフィスに一日中引きこもり状態で仕事をしていると、やっぱり外の空気を吸いたくなります。

私の御用達となっている公園には、屋根付きのベンチとテーブルがあります。
昼食時となると私だけでなく、近隣の企業の方もたまにご一緒します。
ご一緒する頻度がやや高い方の中に、とても残念な男性に出会うのです。

何が残念ってその方、お食事にくちゃくちゃと音をさせるんです。
お顔を拝見したことはないんですけど、本当にこれには参った…。
その方がベンチに来られた時は、なるべく早めに食べ終わって別の場所に移動するようになりました。

食事中に私としては許せないことがいくつかあるんです。
くちゃくちゃ音も、苦痛に感じるもののひとつです。

知らず知らずのうちに人に不快な思いをさせることがないよう、一度お食事のマナーを見直してみませんか?

スポンサーリンク

人を不快にさせないために

手は受け皿の代わりにしない

女性で意外に多いのが、コレ。
上品に見えますが、実はマナー違反なんです。

手を受け皿代わりにすると、万が一落ちると手に落ちることになります。
受けるのであれば、小皿で受けるようにするのが◎
小皿がない場合は、おかずの入っている器を持って食べると良いです。

逆さ箸は不快

ランチタイムなんかでお弁当をシェアするようなとき、自分が食べていた方と逆の方でとってくれる人が居ます。
逆さ箸といいますが、これもマナー違反

待って!その手、いつ洗ったの?」って私は思います(笑)
食事を摂る前に必ず石鹸で手を洗う習慣がある人ならまだいいです。
いつ手を洗ったのかもわからない人が触ったお箸が、自分の食べるおかずに触れるのは不安です。
どこを触ったかきっとご本人にもわからないだろうし、知らない間に手に着いていた菌を食べるということになるんです。

想像しただけでちょっと気になります…。


たまゆらアスレ

口に入っている間は口をあけない

冒頭でのくちゃくちゃ音も、口をきちんと閉じで咀嚼すれば音はしないはずなんです。

くちゃくちゃ音がするということは、口をあけながら咀嚼しているということ。
口を開けないと咀嚼出来ないくらい頬張らなければ解消します。
一口を少なめに意識して口を閉じて食べることを心がければ自然と音はでなくなります。

口の中にモノが入っている状態でしゃべるのもNGです。
もぐもぐよく噛んで、ごくんとと見込んでからしゃべるようにすると良いです。

しゃべるときに口をあけると、口の中のお食事が見えてみっともないです。

食事中に気を付けたいこと

いただきますとごちそうさま

お食事を始める前に、いただきます。
食べ終わったときに、ごちそうさまでした。

いただきます」には、命をいただきますという意味と、お食事を作ってくれた方材料を作ってくださった方への感謝の意味もあります。

ごちそうさま」は、大変な思いをして準備をしてくれた人への感謝の意味があります。
どちらも食事とその食事に関わった人への感謝の気持ちの表れです。

今日もおいしいご飯を食べられることに感謝して、いただきますとごちそうさまをきちんと言うように心掛けてみてください。

ちなみに、いただきますやごちそうさまのときにお箸を持ったまま拝む人が居ます。
拝み箸といいますが、これもマナー違反なので注意してください。
お箸を持つのは、いただきますを言ってから。
お食事のあとはきちんとお箸をおいてから「ごちそうさま」をするようにしてください。

姿勢を意識する

猫背になったり肩ひじをついたり頬杖をついたり、食べている姿で不快感を出さないように気を付けてください。

お箸を持たない手で器を持つようにすれば、猫背にはなりにくいです。

猫背で食事をすると消化器官にも悪影響があるので、自分がおいしく食べるのにも姿勢は大切です。
普段から、自分の姿勢を意識してみませんか?


自家焙煎珈琲所【Croaster Select coffee】

食事中は携帯はNG

食べている間も、携帯を離さない人がいます。
お食事のあいだだけでも、携帯から離れてみませんか?

ご飯に意識を集中させるだけで、おいしさはずいぶん上がります。
ながら食べは一緒に食事の時間を過ごしている人に対しても失礼に当たります。
なるべく携帯はお食事中は控えるようにする方がスマートです。

食べ終えた食器は重ねない

食事の後片付けをしてマナーが良いように感じるかもしれませんが、実はこれもマナー違反なんです。

まず、食器を重ねることで、お皿の底が汚れてしまいます。
そして、器を重ねることで、傷がついたり割れたりする危険性もあります。

気を遣ったつもりが逆効果ということが一番悲しいです。
知っていると知らないとでは違いが出ます。
食事のマナー、もう一度見直したいです。


日本全国に博多の味をお届け!【もつ鍋おおやま】

お箸のNGあれこれ

ねぶり箸

お箸のNGは結構いろいろありますが、まずはねぶり箸。
お箸を口にいれて舐めることです。

多分、お箸についたご飯粒やおかずのかけらをとりたくてするんだろうけれど、ちょっとみっともないです。

和のお食事をする場合、「いただきます」をしたら最初は汁ものを食べるようにすると良いです。
そうするとお箸がお汁で濡れるので、ご飯粒やおかずがこびりつきにくくなります。

渡し箸

お食事の途中で、食器の上にお箸を渡しておくことです。
これも、やっている人を良く見かけます。

お箸は、箸置きに置くようにするといいです。
箸置きがない場合は、割りばしの入っていた袋で箸置きを作って利用するとスマートかも。

ちなみに渡し箸をすると「もういりません(ごちそうさまでした)」の意味になります。

拾い箸

箸から箸へ料理を受け渡すことですが、合わせ箸や箸渡しともいいます。
お食事中に受け渡ししたい場合、いったん器の上に置いて受け渡ししたほうが、スマートです。

ちなみに拾い箸は、火葬後遺骨を拾う時に使います
お食事には使えないのです。

指し箸

お箸で人を指さす行為です。
指さしもマナー違反ですが、それがお箸でとなると尚更です。

親しい人とのお食事中にはついしてしまう人もいるかもしれないです。
癖になってしまったら無意識に誰が相手でもしてしまう危険性があります。
普段から、注意しておくと良いです。

かきこみ箸

いわゆる犬食いってやつです。
正しいお箸の持ち方をしていれば掴むのは難しくないので、かきこみ箸は少なくなります。

お箸の持ち方から見直すのもアリかもしれないです。

重ね箸

ひとつの料理ばかり食べ続けることを重ね箸といいます。

美味しくて気に入ったとしても、なるべくまんべんなく食べるように心掛ければ、重ね箸をしなくて済むようになります。

寄せ箸

お箸を使ってお皿を引き寄せること
お皿がひっくりかえる危険があります。
とっても危ないので、しないようにしてください。
横着しないで、きちんと手に持ってお皿を移動させてください。

刺し箸

フォークのように突き刺して食べることを刺し箸といい、これもマナー違反にあたります。
里いもの煮物などはツルツルして取りにくいですし、つい刺してしまいたくなる気持ちもわかります。

でも、食事中に同席した方に不快な思いをさせないように、お箸はかならず食材を掴んで扱うようにしたいです。

移り箸

渡り箸ともいうみたいですが、いったんとりかけた食材から離れてほかの料理に手を付けるというものです。

料理を見ているとあれもこれも食べたくなる気持ちはわかります。
一旦お箸を手に取ったら迷わないで、最初に取りかけたものから取っていくと良いです。

もぎ箸

お箸についたご飯粒やなんかを、口でとる動作のことをもぎ箸といいます。
これは、食事の一口目を汁物から始めることで回避できます。

なるべくお箸を使う時は見た目もきれいに使いたいです。

涙箸

食材からぽたぽたと雫を落としながら口まで運ぶ動作も、マナー違反です。
ぽたぽたおちるからと手で受けると二重にマナー違反になります。

小皿を受けながら食べるように心掛けると、とてもスマートです。


記念日スイーツならアニバーサリー

ちぎり箸

子供がお箸を1本ずつ両手にもって、ナイフとフォークのようにちぎったりするのを見たことがあります。

この行為もマナー違反。
お箸はきちんと片手で持ちます。
一口サイズにしたい場合はちぎるのではなく、お箸で切るようにしてください。

せせり箸

つまようじ代わりにお箸で歯と歯の間を掃除することをせせり箸といいます。
お箸はお食事をするための道具であって、掃除用具ではありません。
人を不快にさせないよう、心がけてください。


【Pocket Sommelier(ポケットソムリエ)】

くわえ箸

お箸を口にくわえることも、くわえ箸と言ってマナー違反にあたります。

くわえ箸をしたまま、食器を持つことも同様にマナー違反になります。
注意してください。

噛み箸

箸先をかむ癖がある人もいるかもしれません。
これもマナー違反に当たります。
普段から意識してなるべく噛まずに過ごしてください。

落とし箸

食事中に床に箸を落とすことを「落とし箸」と言います。

不意のアクシデントということもあり得ますが、なるべく食卓に並んでいるものを下に落とさないように心掛けてみてください。

まとめ

今回は、食事のマナーにふれてみました。
お箸の国なので、和の料理を食べるときの基本をまとめてみました。
食事のマナーは国によっても様々です。
和のマナーが全ての国に当てはまるわけではないので、調べてみるのも面白いかもしれないです。

食事中に人を不快にさせないためのマナー7種

  • 手は受け皿の代わりにしない
  • 逆さ箸は不快を与える
  • 料理が口に入っている間は口をあけない
  • 食事の前と後には「いただきます」「ごちそうさま」を言う
  • 姿勢を意識して食事をする
  • 食事中に携帯はさわらない
  • 食べ終えた食器は重ねない

ちなみにファミリーレストランのような場所の場合、食べ終えた食器を重ねていた方が店員さんには喜ばれます。
TPOにあわせて行動すると良いですよ☆

嫌い箸16種

  • ねぶり箸
  • 渡し箸
  • 拾い箸
  • 指し箸
  • かきこみ箸
  • 重ね箸
  • 寄せ箸
  • 差し箸
  • 移り箸
  • もぎ箸
  • 涙箸
  • ちぎり箸
  • せせり箸
  • 咥え箸
  • 噛み箸
  • 落とし箸

マナーを知り、実践させることで食事する姿も素敵になりますよ。
素敵な自分をたくさん作って行ってください。


小僧寿し

タイトルとURLをコピーしました