人生の大半は思い癖が決めているということを知っていますか?
考え癖…といってもいいんですけど、誰しも今まで生きてきた中で作り上げてしまった癖というものがあります。
普段の生活での自分の行動にも無意識でしちゃうクセってあると思います。
- 困ったときに前髪を触る
- 考え事をしているときに頭をかく
- 言い訳を考えるときにほほをかく
同じように、思考の癖っていうのがあるんです。
思考の癖というのは、なかなか曲者なんです。
思い癖を少し変えるだけでどんどん幸せになれるんだとしたらどうですか?
普段あんまり意識していなかった自分の思い癖について、考えてみませんか?
思い癖が人生を決める
思い癖は心の癖

大多数の人はそうだと思いますが、小さいころから周りの人と比べられて生きてます。
- Aちゃんは成績がいいのにどうしてお前は…
- お姉ちゃんは優秀なのにどうして姉妹でこんなに違うの?
- 〇〇ちゃんはなにしても許せるけど、同じことしても全然違うよね
人に言われるだけじゃなく、自分でもつい人と比べちゃうことないですか?
私なんてほんと、周りの人の良いところが見えすぎて、自分と比べて落ち込んでばかりいました。
自分のいいところなんて全然見つけられなかったんです。
- Bさんに比べてホントに私って気が利かない
- Cさんみたいに誰とでも楽しく話が出来るっていいな
- Dさんはいつも前向きで素敵だよなぁ…
周りの人のことはよく見えるから、人の良いところはたくさん見つけられました。
でも自分の良いところなんて、本当に何ひとつ見つけられませんでした。
他人と比べてはよく落ち込んでいました。
でも、ある時気が付いたんです。
人の良いところが見えるのは、自分の利点なんだってこと。
人はつい、自分と他人とを比べてしまいがちです。
そして自分の出来なさというか魅力の無さに打ちひしがれてしまったりします。
人と比べ過ぎて卑屈になってしまったりしちゃうんです。
そうしているうちに、いつか比べなくても卑屈になっていく…。
思い癖は知らず知らずのうちに心に積み重なってきてしまったものなんです。
自分の癖を自覚する

まずは、自分の思い癖を自覚することから始めてみませんか?
自分探しの第一歩は自分のことを知ることから始まります。
意外に自分のことってよく知らないものなんです。
人から何か言われたときにまず疑ってしまう人は、疑い癖が出来ています。
多分、心の防衛本能なんだと思います。
なにかのリアクションがあったときの自分の反応を観察してみると、意外なことに気が付くことがあります。
まずは自分観察をしてみてはどうですか?
新しい発見があって結構面白いものです。
心の癖が人生を左右する

思い癖や考え癖といった心の癖が厄介なのは、人生をも決めてしまう力があるというところです。
例えば、AさんがBさんとCさんにそれぞれクッキーをプレゼントしました。
ネガティブな思い癖のついてしまったBさんの思考
- Aさんはなにか含むところがあってクッキーをくれたんじゃないか?
- 賞味期限が近いから人にあげたんじゃないか?
- クッキーを受け取ってしまうと無理なお願いをされるんじゃないか?
いつも前向きなCさんの言動
- クッキーをもらったことを素直に喜ぶ
- 「ありがとう!嬉しい!」と心からの笑顔でAさんにお礼を言う
クッキーを渡したAさんの反応
Cさんに対して→
- 喜んでくれてうれしい
- またなにかの折にプレゼントしようかな
Bさんに対して→
- 要らないことをしちゃったかもしれないな…
- 今度からちょっと遠慮しようかな
同じようにしていても、きっとCさんみたいな人は周りにいるいろんな人からの協力も得やすいし、幸せも舞い込みやすいです。
これが、心の癖が人生を左右する理屈なんです。
どうせ生きていくなら、Cさんのように生きていった方が幸せだと思いませんか?
手放すことの難しさ
一朝一夕にはいかないもの

自分の思い癖を自覚したとしても、無意識に出るのが癖なので矯正するのはなかなか大変な作業です。
しかも、ああまたダメだって思うと逆効果になっちゃうから困りものです。
自分の思い癖と付き合いながら、少しずつ修正していけると良いです。
上手に方向性を変えられたときにやったじゃん!出来たね!と自分を褒めてあげることも大切です☆
出来たことを素直に喜べるのがイチバンです!
小さな出来たの積み重ねが、少しずつ自信に繋がります。
そして小さな自信を積み重ねていくと、気が付いたらマイナスに引っ張ってしまう思い癖を直してしまっているものなんです。
今日明日ですぐに今までの思い癖が治るなんてことは難しいです。
大変だけど少しずつ、出来るようになっていく自分を喜びながら過ごしてください。
ダメなレッテルを貼らない

思い癖を自覚して考え方を変えようとしているときには、出来ない自分によく出会います。
変えようと努力しているのに出来ない自分をみると、悲しくなります。
でも、悲しくなったり出来ないことを責めたりしなくても大丈夫です。
思い癖に気が付くことが大きな変化なので、焦らないでのんびり行くことが大切です。
自分がそう思う癖があったんだと自覚出来たことが、本当に大きな一歩なんです。
人生は長いから大丈夫です。
出来るようになった頃に振り返ってみるときっと、「そんなに大した時間じゃなかったな」と思えるから☆
何事も根気よく

今まで何年生きてきましたか?
生きてきた年数だけ、思い癖と付き合ってきてるんです。
無意識に続けてきたことだけど、続けてこられたことが凄いと思いませんか?
マイナスの思い癖をプラスの思い癖に変換していくことは、結構骨の折れる作業です。
自分でも意識しないでつい、思っちゃうことだから。
頭にしみついた癖は、そう簡単にはプラスに変換出来ません。
でも大丈夫です!
やっているうちに、絶対うまく行きます。
少しずつ根気よく、続けてみてください。
私は人によく「すごい素敵な笑顔だね」と褒められます。
でも社会人になりたての頃は本当に上手に笑えなくて、上手にしゃべれなかったんです。
接客業だったので、人と話すときに笑顔でいるかいないかは大きな差があります。
幸いなことに、鏡が多い職場でした。
自分が今どんな顔でお客様と対峙しているか、確認しやすかったんです。
お客様とお話しているとき以外も、常に自分の表情を確認しながら仕事をしていました。
もちろん、家に帰ったら鏡の前で毎日笑顔の練習です。
自然に笑えるようになるまですごく時間はかかりましたが、今となっては当時の自分に感謝です。
笑顔の練習を一生懸命していたからこそ、今笑顔を褒められる自分がいるんだもの。
根気よく続けていれば、気が付いたらいつの間にか出来るようになります。
素直に生きる
思い癖を見直せば受け取り方が変わる

マイナスの思い癖がプラスに変われば、人からの言葉の受け取り方が全然違ってきます。
クッキーをくれたAさんに対する受け止め方が違ったのと同じように…。
うがった見方や受け取り方をせず、素直に言葉のまま受け取れることが出来るようになります。
もちろん中には悪意のある人もいますが、そういう人はそういう人なんだと思って気にしないことです。
自分がどう受け取るかということと、相手がどういうつもりで投げかけるかということは、また別次元の問題なんです。
人の反応や言葉の裏にあるものを気にしないようにすると良いです。
あくまで他人は他人、自分は自分なんです。
自分の人生を人に左右されるなんてもったいないです。
人生は自分で、幸せな方向に切り替えていっちゃうのが良いです。
人のことは変えられないけれど、自分のことならどんな方向にだって変えられるんだもの。
受け取り方が変わると考え方が変わる

受け取り方がマイナスからプラスに変われば、考え方が変わってきます。
人からのアクションを受け止める方向性が変わるから、ちょっと嫌なことがあっても切り替えがきくようになるんです。
切り替えがきくようになると、落ち込みづらくなります。
人の言動が気にならなくて、自分の思うように過ごせるようになるとストレスはぐんと減ってきます。
考え方が変わると人生が変わる

考え方が変わると、人生が変わってきます。
いいことがたくさん舞い込んでくるようになるし、困ったことが起きても助けがくるようになります。
不思議なことにめぐりあわせがどんどん変わってくるので、出会う人も変わってきます。
今まで出会ってきた人とは少し違う価値観を持っている人との出会いが増えるはずです。
自分自身の魂のレベルが変わってきた証です。
そうやってなにもかもがいい方向に動き出すころには、今まで人生の足を引っ張ってきた思い癖もなくなっているものです(๑´▽`๑)
まとめ
思い癖が人生を決めるということを是非知っていてほしいです。
そして、幸せを捕まえて欲しいです。
- 思い癖は今まで作ってきた心の癖
- まず自分の癖を自覚することが大切
- 心の癖が人生を左右する
- 執着と一緒で思い癖も手放すことが難しい
- 一朝一夕にはいかない
- ダメなレッテルを貼らない
- 何事も根気よく
- 素直に生きるということが大事
- 思い癖を見直せば受け取り方が変わる
- 受け取り方が変わると考え方が変わる
- 考え方が変わると人生が変わる
今まで自分で作ってしまった思い癖を自覚し、少しずつなくしていくことで未来はどんどん変わってきます。
幸せの階段を上るように変わっていく自分自身も楽しみながら、素敵な人生を歩んでいってもらいたいです。