自分の人生を振り返った時、あの時あの選択をしなかったらそのあとこの出会いがなかったな…とか、この出会いがあったから今の私があるんだなぁ…って思うこと、ありませんか?
本当に不思議な巡り合わせの中で、すべてのことがつながっていく不思議…。
それが人生だと言ってしまえばそれまでだけれど…
自分の日々の選択ひとつで、あとあと起きてくることが変わってくるのだとしたら…
この選択が後々どうつながってくるのか…ドラマみたいでウキウキしますね☆
人生は選択の連続
小さな選択

例えば通勤通学のときに、いつも同じ道を歩くけれど、
なんとなく今日は別の道を歩いてみようとか、
いつもは電車だけれど、今日は自転車で行こうかとか…
そんな小さなことでも、人生の大きな選択になることもあります。
私は阪神大震災で被災した経験がありますが、友人はたまたまその日普段よりも早めに目が覚めて布団から出ていて地震が起こり、部屋に戻ってみたら布団の上にピアノが横たわっていたということを聞きました。
あの地震はAM5:46に発生しているので、普段AM6:00に起きていた彼女がいつも通りの時間に起きていたら、おそらくピアノの下敷きになってしまっていただろうと本人も言っていました。
いつもと少しだけ違うことをした…
それがその後の人生を変えるという可能性もあるのです。
そう考えると、小さな選択の連続が人生といえるのがわかってもらえるのではないかと思います。
何気なく選んでいるもの

交差点に向かっていて信号が変わりそうなのに気が付いた。
普段なら走って渡ってしまう横断歩道を、今日は時間に余裕があるから、次の信号を待とうかなと思った…。
これも結果としては人生を選択したということになりますね。
今日はこっちの気分。
今日はこんな気分。
そうやって選んでいったものが、今までのあなたの人生を形成してきている。
そう思うとなんとなく不思議な気持ちになりませんか?
直感も結構大切

私は自分で思い返しても、大きな決断を何度か経験してきました。
一般職から、再度専門職への転職を考えたとき…
引っ越しを伴う転職を検討したとき…
そして、移住を考えたとき…
どれも大きな大きな決断だったと思っています。
その大きな決断のすべてではありませんが、なんとなく、呼ばれている気がする…と思ったり、こちらを選ぶべきな気がする…というような直感に頼った選択をしてきたように思います。
いろいろと思い悩んで考えていると、意外に二の足を踏んでしまって決断できなかったりするものです。
私は結構大きなことほど簡単に決めてしまったりしてきましたが、大きなことほど、直感に頼った方が背中を押してもらえやすいといえるのかもしれませんね。
何を選んでも後悔はつきもの
振り返ってみれば感じる

人生は選択が作っているといっても過言ではありませんが、どんな選択をしたとしても後悔はするものです。
こっちがいいと決断して選んだ道であっても、いざ歩いてみるとやっぱり選ばなかった道の方が良かったのじゃないだろうか…?
特に、選んだ人生が思ったように進まなくて立ち止まってしまうときほど、そんな後悔に襲われることがあります。
私は10代20代の頃、自分が後悔しない道を選ぼう!と決めていました。
でも、どんな道を選んだとしても後悔がついてまわるということにいつか気が付いたのです。
大きい小さいの差はあれど後悔はあるもの。
そう割り切って、開き直って選択するのが結果としてベストな選択となるのではないかと思いますよ。
後悔は人生の副産物

先日、ホームセンターで切り売りものを購入しました。
店員さんとの意思疎通に齟齬(そご)があって、私が思っていたものではないものを切ってくれていたんです。
でもそのことに気が付いたのは、実際レジに支払いを済ませてからでした。
自分が計算して用意していた金額よりも大幅に大きな金額の買い物となったから気が付いたんですが…
レジで問答できないので、いったん支払ったのち改めて切り売りコーナーに戻り、その担当者の女性に訴えました。
でも、彼女は確認しましたよねというし、そういわれると確認を怠ったのも事実…。
いろいろ言っても仕方がないと思い、おとなしく帰ってきましたが、やはりきちんと言葉にして指差し確認をしていれば間違いは起こらなかったのに…と思います。
それは自分自身の責任だからもう仕方がない。
今後そんなことが起きないように、確認を怠らないようにしようと思ったのです。
でも、正直そういう失敗や後悔を経験するからこそ人生だといえるし、
経験をするから人間の幅や深さは広がったり深まったりするわけですし、
後悔が人生の副産物であるといえばそうなのかもしれないなと思います。
そして、その時の後悔がなければ次の選択肢に出会えなかった…なんてこともあり得るものなんですよね。
後悔が少ない方を選ぶという手もある

でもそうはいっても、後悔は少ない方がいいですよね(笑)
なので、人生の岐路に立っていると感じたとき、どちらの道を選ぶのが後悔が少なくて済みそうか…という基準で選ぶというものもちろんアリだと思います。
どちらにしても後悔することが出てくるのだとしたら、より少ない後悔で済む方を選ぶことがその後の自分の人生を思ったとき、有意義な時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか?
人生のプランを考えた上で選択する
今のベストが未来もベストとは限らない

人生の岐路にたった時、今後の自分の人生のプランを考えると自然と選ぶべきものは決まってくるものです。
5年後、こうなっていたいから今これを選ぶというような選び方ですよね。
長期的なスパンで人生をみたとき、今はこちらの道の方が良いと思えても、これからの人生のプランと照らし合わせてみるとちょっと回り道のように感じるような選択肢の方が、結果的に人生のプランには近回りになったりすることもあり得ます。
人生は思っているより長いものです。
その長い人生の中で、どの時点でベストな状態を作っていくか…そんな風に選んでいくのも良いかもしれませんよ。
少し長めのスパンで人生を眺めてみる

特に大きな選択になる場合、
今この時
今日明日だけのことを考えて決めるよりも、
5年、10年、20年…
少し長めに人生を考えて選択肢を考えるのがオススメです。
人生は80年以上ある…そう思うと、今だけが良くても…と思いませんか?
やりたいこと、やるべきことから選ぶ

自分の人生を思ったとき、
周囲の人たちのことを考えてみたり、
自分を取り巻く環境など、
少し離れて自分自身を見てみると選ぶものが見えてくることもあります。
今自分がやりたいこと、やるべきことの中から選ぶと、その後の人生を歩む大きなステップとなることが多いです。
長い人生、自分が思うようにやりたいことを実現出来る方向を選べるように、そのための後悔がないように、選べると良いですよね。
まとめ
人生は後戻りの出来ない道を歩いていくようなものです。
分かれ道や交差点を進みながら人生を歩いていくものです。
他動的に決まっていく人生を歩くのも良いかもしれませんが、
どうせなら自分の人生のプランを考え、
そのために必要な道をひとつひとつ選んでいって
自分の人生を作り上げていくのが良いのではないでしょうか?
- 人生は選択の連続
- 小さな選択がいっぱい
- 何気なく選んでいるもの
- 直感も結構大切
- 何を選んでも後悔はついてくる
- 特に後悔は振り返って感じる
- 後悔は人生の副産物だと割り切る
- 後悔が少ない方を選ぶという手もある
- 人生のプランを考えた上で選択する
- 今のベストが未来もベストとは限らない
- 少し長めのスパンで人生を眺めてみる
- やりたいこと、やるべきことから選ぶ
素敵な人生を歩んでいけることをお祈りしていますね☆