生きているとストレスを感じないで過ごすのが難しいくらいストレス社会です。
やりがいもあって人間関係も素晴らしく良いお給料と休日と上司や部下や同僚に恵まれて、毎日楽しく仕事ができているという人は少ないと思います。
どんな職場であっても大なり小なりストレスがあるものです。
職場でのストレスが原因で体調を崩したり病気になってしまったりすることもあります。
私の弟は内科の医師ですが、患者さんに「そのストレスがなくなれば病気は良くなるんですけどねぇ…」と声をかけることがあることも多いと言います。
ストレスに打ち勝つ方法を見つけたり、対策をとるのも大切です。
ストレスの原因がわかっているのであればストレスの原因を取り除くというのも大切です。
体調不良の原因は職場のストレス?
仕事に行く日と休日の体調の違いを見極める
平日が仕事の人にとって日曜日の夜は憂鬱なものです。
サザエさん症候群なんて言われているくらいだから、多くの人が仕事に行くことにストレスを感じているということですよね。
- 明日になるのが嫌だなぁ…
- このままずっと休みがいい
- 家守っていたい
- 週休5日制がいい
なんて思っているくらいならいいけれど、仕事の日になると体調を崩している自覚がある方は要注意です!
どれも私が経験した症状です。
もともと過敏性腸症候群といって緊張したりストレスがかかるとおなかを下しやすい体質です。
小さい頃からよく下していたので、正露丸をお守り代わりに持ち歩いていました。
社会人になっても変わらずおなかは影響を受けやすかったので、ある程度の痛みには耐えられるようになっていたもののつらいものはつらいのです。
めまいや吐き気はある職場にたどり着いてから起きるようになりました。
職場に近づけば近づくほどひどくなるので、自分でも嫌なんだろうなと感じながら毎日出社していました。
自分でも自覚のある症状がありませんか?
休日に上手にリフレッシュして上手に気分転換する
職場がどんなに嫌でも、プライベートが充実していればなんとかなる部分もあります。
大切な人が応援してくれているのなら頑張れるだろうし、休日の楽しみがあれば頑張れるものです。
休日を充実して過ごすことが出来れば、仕事で多少嫌な思いをしても乗り切れます。
休日は趣味に打ち込んだりショッピングに出かけたり、少し遠出のドライブをしたりしながら上手に気分転換をするのが良いですよ。
それでも仕事に行く日の体調が変わらないのなら…?
気分転換を上手にしてもなかなか体調がよくならない場合もあります。
そんなときはやっぱり病院を受診するのが◎
本当に身体のどこかに問題があって体調が悪いのかもしれないですから。
ストレスで体調を崩す場合は自律神経失調症と言われることも多いですが、なにかしらの病気になってしまっている可能性もあります。
大きな病気になる前に病院を受診するのも大切なのです☆
私の場合
数年続いていた寛解期が終わり再燃してまった
私は20代の頃に潰瘍性大腸炎という大腸の病気にかかりました。
これもおそらく職場でのストレスからだと思われます。
潰瘍性大腸炎というのは、寛解(症状が治まっている時期)と再燃(症状の悪化する時期)を繰り返す病気です。
私の場合30代に入ってからお薬を止めても寛解を維持出来ていてとても良い状態でした。
自分では「もう治ったんじゃない!?」なんて思っていたくらいです。
新しい職場に就職して4~5か月たった頃から体調に陰りが見えだしました。
どうもおなかの調子が思わしくないのです。
いつもの調子の悪さではない感じ…。
「ちょっと気になるけどまぁそのうち治るかな?」くらいに考えていたのですがなかなか良い方向には進みませんでした。
いつしか下血するようになり、仕方がなく病院を受診することにしました。
検査の結果再燃とお墨付きを頂くことになってしまいました。
投薬治療をしてもどんどん症状は悪化していく
通常潰瘍性大腸炎ではペンタサというお薬を使います。
前回発症したときの記憶によれば、ペンタサを飲み始めたらよくなるはずだったのです。
ところが今回はうまくいかなかったのです。
投薬治療が始まって1か月しても2か月しても、症状が軽くなるどころかどんどん悪化していくのです。
朝出社するのも、おなかの痛みに耐えながらでした。
おなかが痛くて歩くのもつらいくらいでした。
下血は収まらず症状が悪化していく一方なのでお薬も増えていきます…。
そんなときに頭に思いついたのが、弟が問診のときに患者さんによく言っていると言っていた言葉でした。
「そのストレスがなくなれば病気は良くなるんですけどねぇ…」
再燃から半年、退職を決意!
ちょうどソロキャンプをするようになり、休日はキャンプに行く楽しみが増えた時期でした。
休日はとても楽しく過ごしていたので、職場のストレスをうまく消化しているつもりだったのです。
でも、実際は消化出来ていなかったようです。
職場以外にストレスを感じることのなかった毎日でしたので、原因はすぐに思い当たりました。
思い切って職場を変えよう!
そう決意したのは再燃が発覚してから半年後でした。
転職するのは大変だけれど、このまま悪化し続けたら取り返しのつかない事態になってしまうというのが本音でした。
まだ前回の転職から1年経っていない状態でしたので不安でしたが、「状況を打開するためには転職しかない!」と思い決意したのです。
職場のストレスとの付き合い方
上手に気分転換をする
仕事が終わってから息抜きにお出かけしたり、休日をのんびり過ごしたり…。
人によって気分転換の方法は様々です。
自分にあう気分転換の方法を見つけることは、日々生活するうえで大切です。
気分転換が上手に出来ていると、職場での生活もうまくいくものです。
好きなことや夢中になれることはなんですか?
充実した日々を過ごせると、多少ストレスを感じても跳ね返すことが出来るようになります。
人は人、自分は自分と割り切って過ごす
ストレスを感じやすい人
- 人の心に敏感な人
- 優しい人
- 気にしやすい人
- 周りの目が気になる人
- 自分が正しいと思っている人
- 柔軟性の低い人
- 見てみぬふりが出来ない人
世の中には本当にいろんな人が居ます。
自分の思っている常識が相手にとっての常識とは一致しないこともあります。
自分は自分、他人は他人と線引きをして割り切って過ごせるほうが、心穏やかに過ごせるかもしれないですよ。
それでも体調がよくならない場合は…?
職場を変えるという選択肢もアリ!
私は職場を変えるという選択肢を選びました。
ただ転職というのはなかなか厳しいものがあります。
ご時世的なものもありますし、年齢的なものや今までの経歴も大きいです。
転職すればすべてがうまくいくというわけでもありません。
転職をしてみて思うのですが、「以前働いた場所って意外にいいところだったかもしれない」って思うこともあるのです。
職場にいると嫌なことしか見えなかったけれど、離れてみると良いところがたくさんみえてくるのは不思議ですがよくあります。
本当に転職した方が良いのか、今の職場で改善出来ることがないか、もう一度よく考えてみてください。
転職するなら在籍しながら転職活動するのがオススメ☆
「転職をしよう!」と決意したら、「すぐ退職の意思を伝える!」のはちょっと待ってください。
すぐに新しい職場に決まれば良いですが、うまくいくとも限りません。
生活のことを思えば、今の職場で働きながら転職活動をすることをオススメします。
仕事があって収入があると、焦ることなく転職活動を行うことが出来ます。
面接の日程等で希望する転職先に不便をかけることもありますが、そこは開き直ってしまって良いと思います。
これから先長く働くことになる職場選びです。
金銭的な理由で焦って決めるよりも、少し我慢は必要ですが金銭的な不安を感じることなく進める方が結果的にはうまくいくことが多いです。
私はハローワークを利用して転職しましたが、平日夜間や土曜日でも開庁していたりと土日しかお休みの取れない人にも利用しやすくなっています。
ご縁があるところには、焦らなくてもいつかきっと出会えます。
まとめ
私の場合、仕事を辞めた途端すっかり症状が安定して生活するのに不便を感じることはなくなりました。
あんなにつらかったおなかの痛みや下血に悩まされることない日々を過ごせて、今は本当に幸せです。
ストレスが限界に達したときは転職してみるというのは、ひとつの方法です。
ただ気を付けたいのが安易に転職を繰り返していると、就職先をみつけにくくなるということもあるということ。
採用する企業側としては長く勤めてくれる人を探しているものです。
履歴書をみて職を転々としている人と1つのところに長く勤めていた人とを比べると、どうしても1つのところに長く勤めていた人に目が行くものです。
職を転々としてきた人は、カンタンに辞めてしまうのではないかと思われやすくなるからです。
出来れば上手に気分転換をしながら、今勤めている職場で続ける方向を考えるのがベストです。
それでもどうしてもうまくいかないときもあります。
そんなときは転職を視野に入れると良いかもしれないです。
体調不良の原因は職場のストレス?
- 仕事に行く日と休日の体調の違いを見極める
- 休日に上手にリフレッシュして上手に気分転換する
- それでも仕事に引く日の体調が変わらないのなら…?
~私の場合~
- 数年続いていた緩解期が終わり再燃してまった
- 投薬治療をしてもどんどん症状は悪化していく
- 再燃から半年、退職を決意!
職場のストレスとの付き合い方
- 上手に気分転換をする
- 人は人、自分は自分と割り切って過ごす
それでも体調がよくならない場合は…?
- 職場を変えるという選択肢もアリ!
- 転職するなら在籍しながら転職活動するのがオススメ☆
- 決断は慎重に☆
職場は人生のほとんどを過ごす場所です。
快適に過ごせる場所をうまく見つけられると良いですね☆