大切な人とのお別れ、つらいですよね…。
世界の終わりのような気分だと思います。
すぐ次の恋愛をするように勧めてくれる人もいると思います。
もちろん、そんな気分になれたらその話には乗っちゃってくださいね。
世界の半分は男性なんだから、いい人はたくさんいるんだよと言われても、まだそこまで気持ちを持っていけないですよね。
立ち直るのに早いも遅いもないですが、無理をして元気なふりをして過ごすと逆にあとあとまで響くことがあります。
まずはしっかりと落ち込んで、自分の気持ちを落ち着かせることが大切。
たくさん泣いて、気持ちの整理をつけることが大切なんです。
自分の気持ちにウソをつかない
なかったことにしない

「もっといいひといっぱいいるよ」
「早く立ち直って新しい人を探そう」
「婚活してみたら?」
失恋したことを知ると、周りの人はもちろん善意でいろんな言葉をかけてくれます。
あなたのことが大切だからこそ声をかけてくれるんですが、早く立ち直ることの前に大切なことがひとつ、あります。
それが、現実を受け入れるということ。
大切な人とのお別れは本当に悲しいしショックな出来事ですよね。
何年もお付き合いしていた人との別れは何度経験してもツライものです。
でも、本当につらいときつらい気持ちにフタをして元気なふりをすると、結構あとあとまで響いてしまうんです。
ツライ気持ちにフタをしないでショックな気持ちと向き合うことで、見えてくることがあります。
自分の気持ちに向き合う

一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、心にぽっかりと穴が開いたように感じます。
ふとした瞬間に思い出してしまって涙が出てくることもあると思います。
そんなときは我慢しないで、泣いてしまってください。
ツライ、悲しい、さみしい…そんな気持ちでいっぱいになったら自然と涙は出てくるものだし、我慢しないで泣くときは泣くのが大事。
自分の気持ちに正直になって自分の気持ちにしっかり向き合うことで、大切な自分自身のことをいたわってあげられます。
落ち込むときは落ち込んで、落ち込んでしまった自分を抱きしめてあげてください。
自分のことが大切なんだよって自分自身に伝えてあげてほしい。
色々と考えてしまう自分自身を肯定して、受け入れてあげてください。
泣きたいときは思いっきり泣く

大人になってくると、自然と泣くことって減ってきますよね。
でも、涙を流すことって結構大きな意味があるんです。
誰もいない場所で子供の頃のように大きな声を出して泣いたり、あとからあとから涙があふれてくるくらい泣いたりすることが時には必要です。
特に失恋したときは、思いっきり泣いてください。
誰かに涙を見せるのは抵抗がある人も多いと思うので、ひとりになれる場所で時間の制約を作らず、気が済むまで泣いてください。
泣くことのメリット
心のデトックス効果

コルチゾールって聞いたことがありますか?
ストレスを受けると増えるので、ストレスホルモンと言われています。
コルチゾールが増加するとうつ病や不眠症を発症することもあるそうです。
ちょっと怖いホルモンですね。
涙を流すと体内のコルチゾールが減少する作用があるそうですよ。
涙と一緒にコルチゾールも体外に放出されちゃうわけですね。
たくさん泣いた後って、なんだか気持ちがスッキリしませんか?
ストレスホルモンが体外に放出されることによってスッキリするんですね。
リラックス効果

人はリラックスしたときや眠っているとき、副交感神経が活動化します。
涙を流すときも、同じくらいリラックスした状態になるんですって。
涙を流したあとは、不思議と気持ちがスッキリしているものです。
ちなみに、涙を流すのは朝よりも夜の方が効果があるそうです。
朝は睡眠でしっかりリラックス状態が作られてスッキリした後なので、リラックス効果は夜の方が発揮されるみたいですね。
失恋して彼のことを思い出して悲しくなるのも、朝よりも夜の方が多いと思います。
そのまましっかり泣いて、心にためてしまった荷物を外に出しちゃうと良いですよ。
しっかり泣いたら、いざ寝るときもとてもよく眠れるようになります。
自分の気持ちを解放する

ツライ気持ちや悲しい気持ちといったマイナスのエネルギーを体の中にためこむことは、あまり良いことではありません。
下手をすると病気になっちゃう可能性だってありますからね。
大人になっていくと、自分の気持ちにフタをしたり我慢をしたり表に出さないようにすることを強要されます。
もちろん、仕事中や友達といるときに泣くと心配をかけたり迷惑をかけたりすると思うので、ひとりになったときに思い切って泣くことで自分の気持ちを解放してあげられるんです。
しっかり泣いて涙を流すことによって、自分自身の抑え込んでいた感情も外に出ます。
感情を解放されるととてもスッキリします。
落ち込むことが必要
自分なりに消化する

傷つかないように落ち込まないようにすることも大切ですが、衝撃的なことがあったときは綱渡りのように自分をだましだまし進むよりも、一旦立ち止まってしっかり落ち込んで気持ちを消化してあげることが大切です。
人の助けがあってもいいですが、出来ればこういうときは自分一人でしっかりと向き合いながら消化してく方がいいですね。
たくさん落ち込んで、いっぱい泣いて…気持ちと感情を消化させることで、自分自身を見つめなおすこともできます。
少し回り道のように感じるかもしれないけれど、落ち込むときはしっかり落ち込んじゃうほうが、立ち直りが早いかもしれないですよ。
感情を吐き出してスッキリする

涙を流すということは、感情を外に吐き出すということ。
私は泣きながら、誰も聞いていないことを良いことに彼に対するうらみつらみや、守ってもらえなくなった約束のことや
こんなこと言ってたのに、あんなこと言ってたのにといろいろと口に出します。
涙を流しながら言葉を吐き出すことで、二重に感情を吐き出すことになるんですよね。
人がいるところでやると、ちょっと怪しい人になっちゃうので、誰もいないところ(自分の部屋やお風呂なんかがオススメです)でするといいですよ。
涙と口と、両方を使うことで、スッキリ度は割増です。
いろいろと我慢を強いられる世の中ですしね、こういうときくらいは許してあげてくださいね。
スッキリ出来たら次の段階へ

色々と吐き出してしまうと、頭の中もずいぶんスッキリとしてくるはずです。
もちろん、大切な人を大切だと思う気持ちはあるだろうけど、イチバン辛い時間は過ぎているはず。
気持ちをスッキリすることが出来たら、落ち込むのは終了。
いつまでも自分の中に閉じこもっていて落ち込んでいては状況は変わらないですからね。
思いっきり泣いて、思いっきり落ち込んだら、スッキリして次のステップに進める気持ちになっているはずだから。
ここまでくれば、もう大丈夫!
ただここまでくるまでの間に彼に連絡をとったり、すがりついたりしちゃダメですよ!
不安定な状態の時に連絡をとってすがりつくと、良いことがなにもありません。
しっかり自分自身で落ち込んで、スッキリ出来るまで、連絡は控えてくださいね。
まぁ、スッキリしたころには連絡を取りたい気持ちは落ち着いていると思いますけど☆
まとめ
感情を表に出すことって大人になると減ってきます。
辛い時ほど我慢するのではなく、しっかりと感情と涙を吐き出すようにしてください。
そうすることで、自分の気持ちは整理されてスッキリしてきますよ。
失恋したとき大切なこと
- 自分の気持ちにウソをつかない
- 辛くてもなかったことにしない
- しっかり自分の気持ちに向き合う
- 泣きたいときは思いっきり泣く
- 泣くことで心のデトックス効果が得られる
- 睡眠に匹敵するリラックス効果もある
- 自分の気持ちを解放する
- 立ち直るためにはしっかり落ち込むことが必要
- 自分と向き合うことで気持ちを消化する
- 感情を吐き出してスッキリさせる
- スッキリ出来たら次の段階へ進む