長い時間を一緒に過ごしていると、ふと「このままこの関係を続けていってもいいのか?」と、疑問に感じる瞬間があります。
お別れがよぎっても、きっぱり「お別れしよう!」という決断ってなかなか出来ないものです。
本当にお別れするべきなのかもう少し頑張って一緒に居るべきなのか、神様にそっとささやいて欲しいときがあります。
お別れを決断できない理由
ひとりになるのが怖い
当たり前のように一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、当たり前のように存在している彼が突然消えてしまうことにかなり抵抗を感じます。
今日あったうれしいことを聞いてくれる相手がいなくなることはやっぱりさみしいものです。
困ったときに頼りに出来る相手がいなくなると思うと、何かあった時にどうしたらいいだろうと不安になります。
存在を失ったときのことを想像すると、それだけでポッカリどころかド~ンと心に大きな穴があいたように感じてしまいます。
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もう素敵な人は現れない気がする
自分の年齢を考えたとき、周りを見てフリーの男性なんて本当に限られてきているのを痛感します。
今彼を失ったら、もうこれ以上素敵な人には出会えないかもしれない。
- これが最後の恋愛になるのかも
- 私はこれからひとりで生きていかないといけないのかな
そんな風に思ってしまうと、ひとりになるくらいならもう少し我慢して今の関係を続けていこうか…という気持ちになってしまったりもします。
彼を傷つけたくない
一緒に長い時間を過ごした彼のことだから、お別れしたらどれくらい傷をつけてしまうか想像ができてしまいます。
そして、傷ついた彼がどうなっていくのかもつい想像してしまいます。
お別れがよぎったとしても、大切に思って一緒に過ごしてきた彼のことを傷つけたくないと思うのは当然のことです。
傷つけるために一緒にいたわけではないですし、幸せにしたいと思って過ごしてきたのだから…。
「お別れ」がよぎった時は…
彼に相談してみる
- どうしてお別れしようと思うくらい追い詰められてしまったのか?
- 何が原因でそう感じたのか?
- 我慢の限界を超えてしまったのは、どういうことが理由なのか?
わかっているのであれば、彼に相談してみるというのもひとつの手です。
長く一緒に過ごしていると言葉にしなくても理解してくれるだろうとか、これくらいなら許してくれるだろうという甘えから、お付き合いの始まったころのような気づかいはなくなってきます。
良い意味で空気のような存在になり、家族に近い存在になってくればくるほど不満を言いづらい環境になります。
我慢し続けるといつか許容範囲を超える時期がやってきます。
きちんと向き合って話し合うことは、お別れを選ぶことになったとしても、未来を一緒に過ごしていくにしても大切なことです。
信頼できる友人・先輩に相談する
ひとりで考えているとどうしてもネガティブな方、マイナスの方面に進みやすくなります。
信頼できる友人や先輩に相談することも、時には大切です。
子育てで大変な友達に恋愛相談なんてできないと思う必要はありません。
だって、友達なんだから!
お友達はあなたのこともきっと心配してくれるはずです。
ひとりの女性として幸せな人生を歩んでほしいと思っているからこその友人関係です。
既婚者だからこそ見えるものというものも必ずあります。
信頼できる人がそばにいるのなら、ひとりでかかえこまず思い切って相談に乗ってもらうことも大切です。
お別れすることのメリットを考えてみる
人は変化にストレスを感じるものです。
ストレスを回避するために、最悪の状況を予想して自己防衛する本能があります。
お別れを考えたとき、多くの人が浮かぶのはデメリットです。
でも、考えてみてください。
物事にはかならず2つの側面があります。
メリットとデメリットです。
お別れすることのデメリットが浮かんだら、お別れすることのメリットも考えてみてください。
- 新しい素敵な出会いが待っているかもしれない
- 結婚に煮え切らない彼と別れたら、結婚に前向きな彼と出会って結婚しちゃうかもしれない
- 今まで自由に使えなかった時間を全部自分の自由に使える
- 趣味に費やす時間が増える
- 買い物の量が減る
- 彼の為に尽くしてストレスを感じていたものがなくなる
メリットとデメリットを冷静に考えてみて、メリットの方が魅力的な場合は、決断しても良いかもしれないですね。
決断する前にもういちど考えたいこと
彼の「してくれないこと」ばかりに目がいっていないか
彼が居てくれることが特別だったお付き合いはじめの頃から比べると、彼が居てくれることが当たり前になっている今は結構ぜいたくなんです。
特別だったことも慣れていくうちに当たり前になり、要求はエスカレートしていくものです。
最初はLINEが来るだけでウキウキしていたけれど、LINEくらいではウキウキしなくなっていませんか?
会えることが特別だった頃と比べると、会えるからうれしいという気持ちはいつから忘れてしまったのでしょうか?
人はぜいたくな生き物です。
どんどんぜいたくになっていきます。
特別が当たり前になり「してくれること」が当たり前になっていくと、今度は「してくれないこと」に不満を感じるようになります。
- 以前はどんなに忙しくても会う時間を作ってくれていたのに最近は会いに来てくれない
- 毎日電話してくれていた頃が懐かしい…
- 最初の頃は「夜道は危ないから」とお迎えに来てくれていたのに、今は「気を付けてね」で済まされてしまう
無理をしないで自然体で愛することが出来てくると、最初の頃にしてくれていたことは出来なくなってきます。
友人の彼と比べて「してくれないこと」が気になるときもあるかもしれません。
「してくれないこと」にばかり目を向けていると「してくれていること」が見えにくくなります。
本当に彼は、そんなに「してくれない人」ですか?
彼は「他人」であることを忘れていないか
長く一緒に過ごしていると、良い意味でも悪い意味でもお互い空気のような存在になってきます。
自分の家族と過ごしているような感覚になる人も居ると思います。
忘れないで欲しいのが、彼はあくまで「他人」であるということ。
家族に対する甘えのようなものを彼に求めていては、きっとどんな人とお付き合いしても不満がつのります。
良い意味でも彼は「他人」であることを自覚して過ごすと良いですよ。
そうすれば、「してくれること」を素直にうれしいと感じられますし、彼に対して自然と「ありがとう」という言葉も出てきます。
お互いに思いやる気持ちを忘れてはいけないのです。
彼を好きでいる努力はしたか
一緒に過ごす時間が当たり前になると、彼の魅力がどんどん見えづらくなってきます。
距離が近すぎなければ見えていたはずの彼の魅力にも、気づけなくなっていきます。
当たり前になりすぎると、大切な存在であることを忘れてしまいます。
彼の素敵なところ、尊敬出来るところはどこですか?
してくれないことや不満にばかり目を向けず、彼の魅力を改めて感じてみてはどうですか?
本当に見えなくなっているのなら、もう決断するべき時になっているのかもしれません。
もう一度、彼にきちんと向き合ってみませんか?
まとめ
長い時間一緒に過ごしていくと、一緒に居ることが当たり前になります。
冷静に考えて、一緒に居ることの幸せを感じられるのならもう少し頑張ってみませんか?
もし一緒に居ない方が幸せだと感じるのであれば…もう結論を出しても良い頃なのかもしれません。
お別れを決断できない理由
- ひとりになるのが怖い
- もう素敵な人は現れない気がする
- 彼を傷つけたくない
「お別れ」がよぎった時は…
- 彼に相談してみる
- 信頼できる友人・先輩に相談する
- お別れすることのメリットを考えてみる
決断する前にもういちど考えたいこと
- 彼の「してくれないこと」ばかりに目が行っていないか
- 彼は「他人」であることを忘れていないか
- 彼を好きでいる努力はしたか
お別れを選択するということももちろん大切です。
でも、本当にお別れを決断して後悔しないか、もういちど考えてみませんか?