仕事でミスをするのは許されないことですが、人間のすることですので絶対というのはあり得ません。
ミスをしないように心がけて仕事に望むのは当然ですが、ミスをしてしまったときの対処法もとても重要です。
ミスをしたことを隠したりごまかすのは厳禁!
自分のミスを人になすりつけるなんてもってのほかです!
きっとここにたどり着いた方はそんなことしないと思いますが…💦
ミスをしてしまったらミスをしてしまった自分を責めて落ち込んじゃうのが心情ですが、責めたところでミスがなくなるわけじゃないです。
ミスをしたときほど、早めに気持ちを切り替えて業務に取り組むことが大切です☆
仕事でミスをしてしまったそのときは…
ミスしてしまったことを上司に報告し謝る
仕事はひとりでこなしているようで、結構いろんな人とのかかわりの中で動いていますよね。
ミスが発覚したのがほかの方に指摘されてだったり、自分で気が付いてだったり状況は色々です。
どんな状況であれ、ミスが発覚したときにまずしないといけないことがあります。
- ミスをしてしまったことを上司に報告する
- ミスをしてしまったことを上司や関わる方たちに謝る
小さなミスであっても、「どうにかなるか」と放置していたらあとあとになって大事になりかねません。
大事件になってしまってからでは、対処するのも大変になります。
何事もキズの小さいうちに対処するほうが良いのです。
業務で大切なのは報連相です。
たとえ上司が信頼できないような人であったとしても、報告を怠ったためにこちらが陥れられてはたまりません。
信頼できる上司であればうまくおさめる方法を考えてくれるかもしれません。
自分を守るためにも、必ず報告を入れるようにしてみてください。
もちろんそのときに、ミスをしたのは自分の責任ですし謝罪の言葉を伝えることを忘れずに☆
ミスした原因を把握する
どんなに細心の注意を払っていたとしても、ミスが起きてしまうことはあります。
人間がする仕事というのは機械のように無機質に単調に行えるものではないからです。
ミスをしたという事実はなにをしても変えられません。
起きてしまったことはもう仕方がないのです。
大切なのはその後の対処と、どうしてミスをしてしまったのか原因を把握することです。
原因がわかれば、同じようなことが起きた時の対処法がわかります。
次同じミスをしないための策を練ることが出来ます。
例えば…
- 確認せずに送ったメールに誤字脱字があった
⇒メールを送信する前にもう1度読み返すようにすれば防ぐことが出来ます - FAXを送信したつもりだったが未送信だった
⇒FAX送信が済めば、送信済みと記入したり送信時間を記入したりしておく癖をつけておくと未送信と気づくことが出来ます - メールの送り先を間違えてしまった
⇒送信する前に改めて本文も含め指差し確認を行うと防ぐことが出来ます
ミスの多くは確認を怠ったことで発生します。
忙しいときほど確認をおろそかにしがちです。
ミスが発生した原因が確認不足の場合は、確実な仕事を行うために確認を忘れないようにすることも大切です。
次のミスを発生させないようにするために、まずはミスの原因を把握することからはじめてみませんか?
気持ちを切り替えて業務に集中する
仕事でミスをしてしまったら、ついついミスをした自分を責めてしまいます。
ミスをしたことで気持ちも落ち込んでしまいます。
でもミスをしてしまったときに大切なのは責めたり落ち込んだりすることではないんです。
なによりも大切なことです。
自分を責めたり落ち込んだりしていては、次のミスを呼び寄せてしまいます。
ミスを続けて起こすと信用を失う場合もあります。
次のミスをしないためにも、まずは気持ちを切り替えることがとっても大切なんです!
仕事でミスをしやすいときはどんなとき?
業務量が処理能力を超えている
残念ながら仕事に限らずですが処理能力は人それぞれです。
同じことをしても早く済む人もいれば時間がかかる人もいます。
処理能力がそんなに高くない人が処理能力の高い人と同じ業務量はこなせないのです。
処理能力を超えた業務量は焦りを生みます。
焦って仕事をすれば、どうしても確認がおろそかになります。
確認がおろそかになると、ミスは発生しやすくなります。
「これもしなきゃ!あれもしなきゃ!」と焦って仕事をしていませんか?
こなさなければいけない業務が多すぎると、どうしてもいろいろなことを同時進行で行っていくことになります。
同時進行で出来ることも、人によって限界が違います。
ほかの人が出来ていても自分にもできるとは限らないのです。
自分に与えられた業務量が自分の処理能力を超えていると感じた場合は、上司に相談してみることも大切です。
与えられた業務をこなそうと必死になってミスを頻発するよりも、適正な業務量のなかでミスをしない仕事をする方が効率的なのです。
仕事以外に気になっていることがある
- 彼氏とケンカしてしまった
- 大切なペットが行方不明になってしまった
- 仕事の後に大切な予定があるのに定時で終われそうにない
人生で仕事の占める割合は高いですが、仕事が人生の全てではない人が大半です。
仕事以外のことで気になっていることがあることもあります。
業務に集中できていない場合、どうしてもミスが発生しやすくなります。
上手に気持ちを切り替えられる人もいますが、切り替えがうまくいかない人もいます。
自分が「今日は集中できていないな」と感じているときは、いつもよりも慎重に業務にむきあうことをオススメします。
確認を増やすだけでもミスを減らすことが出来ます。
自分の状況を把握することも大切なことです。
スケジュールに無理がある
そもそもタイムスケジュール的に無理があることがあります。
締め切りがあるので間に合わせないといけない場合もあります。
締め切りに間に合わせるためにと焦って仕事をすれば、必ずミスは発生します。
スケジュールに無理があると感じたならば、人員を増やしたり誰かに応援に来てもらったりすることも必要になります。
スケジュールに無理があると感じた場合は、計画を立てた人や上司に相談する方が良さそうです。
無理なスケジュールに合わせようと頑張りすぎると、どこかで誰かの負担が大きくなってしまう場合もあります。
仕事が出来る人に仕事はまわっていきがちですが、無理がたたっては大切な人材を失うことになりかねません。
仕事のミスを減らすために出来ること
慣れた仕事でも必ず確認をする
確認作業は仕事の基本ですが、業務に慣れてくるとついつい怠ってしまいがちです。
- FAXを送信する前にもう1度送り先の番号が間違っていないかの確認をする
- プリンターで印刷する前にプレビュー画面で確認をする
- 取引先や担当者は必ず確認する
仕事に慣れてくるとついつい「いつも通りだから大丈夫だろう」と油断してしまいます。
私には取引先コードを1桁間違えてしまったためにとんでもないところに商品が届いてしまって、納品が間に合わなかったという経験があります。
慢心せず確認を怠らずに業務に取り組んでいれば防げた事態です。
謝って済む場合もありますが、1度のミスで信用を失い取引先を失う可能性もあります。
単純な作業だとしても慣れた仕事だとしても、確認は必ず念入りに行うように心がけてください。
慌てて仕事をしない
1つの業務が終わってから次の業務を行えるようなゆとりのある仕事の仕方が出来る人は少ないと思います。
大抵の人がいくつかの業務を抱えながら仕事をこなしています。
急な案件が舞い込むこともあります。
「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!」と焦っているときほど、落ち着いて業務に向き合うことが大切です。
焦ったり慌てたりしているときは、いつもなら見落とさないようなことを見落としてしまう可能性があります。
小さな見落としが大きな問題に発生するということもあり得ます。
数秒を惜しんだ為にミスが発生するのです。
確認作業に時間をかけすぎるのも問題ですが、時間を削るために確認を怠りミスが発生することも問題です。
忙しいときや時間がタイトな時ほど、落ち着いて業務に向き合うように心がけてください。
自分の能力を過信しない
業務に慣れていない間はミスをしないように細心の注意を払っていても、慣れてくるとつい面倒な作業を端折ってしまいます。
仕事に慣れてきた頃にミスは増えてきます。
仕事に自信をもって向き合うことは大切ですが、過剰な自信は落とし穴です。
常に間違いないか第三者の目の気分で確認するように心がければ、ミスを防ぐことが出来ます。
最後に念のためにもう1度確認をする
確認作業は意外にめんどくさい作業です。
慣れてくるとついおろそかにしがちです。
ただ、ミスを防ぐには確認作業は必要不可欠です。
自分の目だけの確認で不安であれば、誰かほかの人に確認をお願いするという手もあります。
念のためと思ったことが功を奏することも多いものです。
時間や効率もとても大切です。
ほんの数秒を惜しんで確認を怠ったことが会社に損失を与えてしまうかもしれないのです。
少しだけ手間をかけて最後に念のためにもう1度だけ確認をしてみてください。
ミスを防ぐことが信頼や信用につながります。
まとめ
その日の気分や体調で効率は変わってきます。
たまたまミスが重なる日だってあります。
大切なことはミスをしてしまったときにどう対応するかということ。
そして、普段からミスをしないための工夫も必要です。
ちょっとした手間でミスを防ぎ信頼を得られるのです。
忙しいときほど落ち着いて、確認作業を大切にしてみてください。
それでもミスが起きてしまうこともあります。
そんなときは早めに気持ちを切り替えることがとっても大切ですよ!
仕事でミスをしてしまったときにするべきこと
- ミスしてしまったことを上司に報告し謝る
- ミスした原因を把握する
- 気持ちを切り替えて業務に集中する
仕事でミスをしやすいとき
- 業務量が処理能力を超えている
- 仕事以外に気になっていることがある
- スケジュールに無理がある
仕事のミスを減らすために出来る4つのこと
- 慣れた仕事でも必ず確認をする
- 慌てて仕事をしない
- 自分の能力を過信しない
- 最後に念のためにもう一度確認をする